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遠近両用コンタクトレンズとは？

遠近両用コンタクトレンズとは、近くと遠くの両方を見やすくするためのレンズです。ピントが合いにくくなった老眼の方に、遠近両用のコンタクトレンズは便利な選択肢です。
ここでは、遠近両用コンタクトレンズの仕組みや種類、使用タイミングについてご紹介します。

遠近両用コンタクトレンズの仕組み

遠近両用のレンズには、一つのレンズに遠くと近くを見るための異なる度数が配置されています。初めて使う際は、慣れるまで近くと遠くの両方にピントが合ってしまい、見え方に違和感が生じる場合があります。
時間が経つにつれ、脳がどちらの度数にピントを合わせるのか判断してくれるようになるようです。そのため、違和感は一般的に2～3日程度で収まり、長くても1週間程度で収まるといわれています。

遠近両用コンタクトレンズの種類

一般的に、遠近両用のレンズは「バイフォーカル」「マルチフォーカル」に分類されます。

バイフォーカルは、2種の度数がはっきりと分かれたうえで設計されているものです。一方でマルチフォーカルは、レンズの中心から周辺に向かって徐々に度数が変化するものとなります。
それぞれ見え方や適した使用環境に違いがあるので、自分のニーズに合うものを選択するとよいかもしれません。

老眼でコンタクトをするなら早い方がいい！

老眼とは、年齢とともに目のピント調節ができなくなることで、近くを見るときにぼやけたり、目が疲れたりする症状です。
一般的に30代半ばから症状が出始め、40代半ばにかけて進行していくといわれています。

老眼になってから遠近両用コンタクトを使用した場合、使用初期はピントが合わず不快感が生じる場合も考えられるため、早いうちに使用しておくことで見え方の矯正が容易になるそうです。

老眼と近視の違いとは

近視とは、角膜や水晶体に異常が生じ、遠くのものがぼやけて見える状態のことです。一方、老眼は加齢による水晶体の衰えが原因で、近くを見るときにピントが合わなくなる症状のことをいいます。

どちらも見え方に問題が生じるものですが、陥る原因やピントが合う位置に違いがあります。コンタクトで老眼を矯正したい方は、一度医療機関で検査を受けると良いかもしれません。

近視用コンタクトは老眼でも使えるのか

老眼の方でも、近視用コンタクトレンズを使用は可能です。
しかし、近視のコンタクトは遠くを見るためのピント調節が目的なため、手元のぼやけを補正する機能はありません。

老眼用にコンタクトを用意できない場合、老眼鏡を併用することで手元のぼやけを解消できるでしょう。

遠近両用コンタクトレンズの選び方

では、遠近両用コンタクトレンズを選ぶ際、何を基準にすればよいのでしょうか。
ここでは、3つの選ぶポイントをご紹介します。

タイプで選ぶ

遠近両用コンタクトのタイプには、先ほど紹介した「マルチフォーカル」「バイフォーカル」があり、それぞれメリットやデメリットが異なります。

例えば、度数がはっきり分かれているマルチフォーカルは、遠くと近くの視野は見やすいが中間距離は見にくい傾向にあります。
一方で、度数がグラデーションのようになっているバイフォーカルは、ピントを合わせやすいが視界の鮮明度は低いとされるタイプです。

そのため、遠くや一点を長時間見る機会が多い方は「バイフォーカル」、作業の視野が広く視点がよく移動する方は「マルチフォーカル」など、自分の生活スタイルに合わせてタイプを選ぶと良いかもしれません。

素材で選ぶ

レンズ素材によって、使用感や目への負担が異なります。
例えば、酸素透過率が高い素材は負担が軽減される、低含水レンズは乾燥しにくい、非イオン素材は汚れにくいなど、素材によって異なる効果が期待できます。

また、自分に合わない素材を使用してしまうと、違和感や乾燥の原因になる可能性もあるので、眼科で瞳の状態をチェックしてから購入すると良いかもしれません。

使用期間で選ぶ

使用期間とは、1dayや2weekなどコンタクトごとに設けられている交換期間のことです。
同じ価格でも使用頻度によってコスパが異なるため、ライフスタイルに合わせて選ぶと良いといわれています。

例えば、毎日使用する場合は2weekタイプのコスパが良い傾向にありますが、1週間に3回以下の使用回数の場合、1dayタイプの方が経済的だそうです。 また、清潔さや健康面では1dayタイプの方が優れているので、面倒くさがりの方や管理が苦手な方は使い捨てできる1dayタイプを選ぶと良いかもしれません。

加入度数(ADD)で選ぶ

加入度数(ADD)とは、遠くではなく近くを見るために必要な度数のことです。
パッケージには「＋〇.〇〇」と表記されることが多く、数値が高いほど度数が高くなります。
遠近両用コンタクトをADDで選ぶと良い理由は、自分に合った度数のコンタクトを使うことで目の疲れや頭痛を防ぎ、快適な視界を得られるからだそうです。

【人気】遠近両用コンタクトレンズのおすすめランキング

ここでは、おすすめの遠近両用コンタクトレンズ11選をランキング形式でご紹介します。

おすすめランキング1位は、「ワンデーピュア マルチステージ 32枚入り」です。
汚れを寄せ付けない独自のレンズ素材で、汚れにくく快適な装用感を実感できるといわれている遠近両用コンタクトです。

カテゴリ	1日使い捨て	タイプ	近遠近両用	枚数	32枚
内容量	片眼1ヶ月分	表裏表示	あり	含水率	58.0%
シリコーンハイドロゲル		直径	14.2mm	素材グループ	Ⅳ
レンズカラー		中心厚（-3.00D）	0.07	ベースカーブ（BC）	8.8
Dk値（酸素透過係数）	30.0	パワー範囲	+5.00D～-10.00D(0.25Dステップ)

見やすさを配慮した設計

光学設計採用のレンズで、自然な見やすさを実現しているそうです。
ピントが合わせやすいため、遠近タイプのコンタクトが初めての方でも、初日から不快感なく装着できるといわれています。

2種のうるおい成分による高い保水力

レンズを保護する保存液には、2種のうるおい成分を配合。
常にうるおいを与えることで、乾燥感の軽減が実現されたといわれています。

UVカット機能で目に優しい

目の健康も考えられ、レンズに紫外線吸収剤が配合されています。
UVカット機能により、紫外線によるダメージ軽減が期待できるそうです。

おすすめランキング2位のコンタクトは、ワンデータイプで老眼の様々な悩みに対応した「ワンデーアキュビューモイスト マルチフォーカル」です。
個々の異なる瞳に対応したレンズ設計で、だれが使ってもクリアな視界が期待できる商品です。

カテゴリ	1日使い捨て	タイプ	遠近両用 UVカット付き	枚数	30枚
内容量	片眼1ヶ月分	表裏表示	あり	含水率	58.0%
シリコーンハイドロゲル	◯	直径	14.3mm	素材グループ	Ⅳ
レンズカラー	ブルー	中心厚（-3.00D）	0.084	ベースカーブ（BC）	8.4
Dk値（酸素透過係数）	28.0	パワー範囲	+5.00～-9.00(0.25ステップ)

瞳孔の大きさに合わせて選べるレンズ

瞳孔の大きさは人によって異なりますが、一人ひとりに合うように171パターンのレンズ設計を用意。
最適な大きさのレンズ装着を叶えることで、見えにくさを解消しているそうです。

独自のレンズデザインが安定した視界を実現

独自の「バックカーブデザイン」を採用することで、ずれにくさの軽減期待。
常に正しい形状をキープしてくれるため、安定感のある視界で過ごせるそうです。

保湿成分配合レンズで1日中快適

レンズには保湿成分配合が閉じ込められており、乾きにくいといわれています。
1日中乾燥を感じることなく、快適な付け心地が期待できます。

おすすめランキング3位は、「エアオプティクス プラス ハイドラグライド マルチフォーカル」です。
滑らかなピント調節機能により、常に安定した視界が期待できる商品です。

カテゴリ	2週間使い捨て	タイプ	遠近両用	枚数	6枚
内容量	片眼3ヶ月分	表裏表示	なし	含水率	33.0%
シリコーンハイドロゲル	◯	直径	14.2mm	素材グループ	I
レンズカラー		中心厚（-3.00D）		ベースカーブ（BC）	8.6
Dk値（酸素透過係数）	13.8	パワー範囲	+0.25〜+5.00(0.25ステップ） 0.00〜-10.00(0.25ステップ）

どんな距離でも見やすいピント調整機能搭載

近く・中間・遠くのすべてに対応したレンズ設計により、常にぼやけないピント調整を可能にしているそうです。
ピントが合わないストレスや目への負担軽減ができるコンタクトレンズです。

独自のレンズ加工が汚れをブロック

乾きにくさと汚れにくさを両立するために、レンズには「スマートテクノロジー」を採用。
たんぱく質や脂質汚れを押さえることから、2週間快適な付け心地が期待できます。

うるおい成分プラスで乾燥しにくい

レンズの乾燥を防ぐうるおい成分配合で、快適さを実現しているそうです。
また、高い酸素透過率を誇るシリコーンハイドロゲル採用で、疲れ目になりにくいといわれています。

おすすめランキング4位の遠近両用コンタクトレンズは、「2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用 トーリック」です。
うるおいを引き寄せる構造と目の負担を軽減させる素材の採用で、快適さが長時間持続するコンタクトレンズだそうです。

カテゴリ	2週間使い捨て	タイプ	近視 遠近両用 乱視用(トーリック) UVカット付き	枚数	6枚
内容量	片眼3ヶ月分	表裏表示	なし	含水率	40.0%
シリコーンハイドロゲル	◯	直径	14.2mm	素材グループ	I
レンズカラー		中心厚（-3.00D）	0.08	ベースカーブ（BC）	8.6
Dk値（酸素透過係数）	129.0	パワー範囲	+5.00D～-6.00D(0.25ステップ)/ -6.50D～-13.00D(0.50ステップ)

非イオン性が脂質汚れをブロック

レンズ素材には、汚れが付きにくい非イオンレンズを採用。
気になる脂質・タンパク質汚れを防いでくれるため、違和感のない付け心地を実感できるそうです。

高い酸素透過率で快適さを追求

酸素透過率は161Dk/tと高く、十分なくらい目に酸素が行き渡ります。
目の酸素不足に陥りにくい素材の採用で、長時間の使用でも快適さを保つことができるそうです。

レンズの回転を防いでクリアな視界を実現

独自の「ダブルスラブオフデザイン」により、レンズの回転を防止。
常に正しい位置でキープしてくれるため、クリアな視界が続くとされています。

おすすめランキング4位の遠近両用コンタクトレンズは、「2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用 トーリック」です。
うるおいを引き寄せる構造と目の負担を軽減させる素材の採用で、快適さが長時間持続するコンタクトレンズだそうです。

カテゴリ	2週間使い捨て	タイプ	近視 遠近両用 UVカット付き	枚数	6枚
内容量	片眼3ヶ月分	表裏表示	なし	含水率	40.0%
シリコーンハイドロゲル	◯	直径	14.2mm	素材グループ	I
レンズカラー		中心厚（-3.00D）	0.08	ベースカーブ（BC）	8.6
Dk値（酸素透過係数）	129.0	パワー範囲	+5.00D～-6.00D(0.25ステップ)/ -6.50D～-13.00D(0.50ステップ)

生活シーンに合わせて選べるレンズ

デザインは、近くから遠くまで自然に見える「プログレッシブデザイン」と、その都度ピントを合わせクリアな視界を提供してくれる「バイフォーカルデザイン」の2種展開。
異なる見え方を実現することで、あらゆるニーズに応えたコンタクトレンズです。

うるおい続くキープアクアテクノロジー採用

独自の「キープアクアテクノロジー」採用で、長時間うるおいが持続するそうです。
乾きにくさを実現しているため、2weekタイプでありがちな「期限が近くなると違和感が出る」などの問題を感じにくいとされています。

初心者でも扱いやすいレンズ素材

レンズには、形状保持性の高い素材を導入しています。
裏返る・ずれるなどの問題を軽減することで、付けはずしや位置調整を簡単に行えるそうです。

シードの「2ウィークピュア マルチステージ」は、たっぷりの保湿成分でレンズの乾燥を感じにくい遠近両用コンタクトレンズです。
ありがちな近くが見にくい問題を解消するために、中間距離も対応したレンズを設置。ピントが合わせやすく疲れにくいといわれています。

カテゴリ	2週間使い捨て	タイプ	遠近両用	枚数	6枚
内容量	片眼3ヶ月分	表裏表示	あり	含水率	58.0%
シリコーンハイドロゲル		直径	14.2mm	素材グループ	Ⅳ
レンズカラー		中心厚（-3.00D）	0.09	ベースカーブ（BC）	8.6
Dk値（酸素透過係数）	30.0	パワー範囲	+5.00D～+0.50D(0.25Dステップ) -0.50D～-6.00D(0.25Dステップ) -6.50D～-10.00D(0.50Dステップ)

メニコンの「ワンデーメニコン プレミオ マルチフォーカル」は、1dayタイプのコンタクトレンズです。
シリコーンハイドロゲル素材による快適な装用感はもちろん、裏表が分かりやすいパッケージの導入で初心者でも使いやすいそうです。

カテゴリ	1日使い捨て	タイプ	遠近両用 UVカット付き	枚数	30枚
内容量	片眼1ヶ月分	表裏表示	なし	含水率	56.0%
シリコーンハイドロゲル	◯	直径	14.2mm	素材グループ	Ⅱ
レンズカラー		中心厚（-3.00D）	0.07	ベースカーブ（BC）	8.4
Dk値（酸素透過係数）	64.0	パワー範囲	-0.25D～-6.00D(0.25ステップ)/ -6.50D～-10.00D(0.50ステップ）

「アキュビューオアシス マルチフォーカル」は、アキュビューから発売されている1dayタイプのコンタクトです。
瞳孔の大きさに応じて最適なレンズサイズを選べるため、違和感のない快適な付け心地を実感できるでしょう。

カテゴリ	1日使い捨て	タイプ	遠近両用 UVカット付き	枚数	6枚
内容量	片眼3ヶ月分	表裏表示	なし	含水率	38.0%
シリコーンハイドロゲル	◯	直径	14.3mm	素材グループ	Ⅰ
レンズカラー		中心厚（-3.00D）	0.07	ベースカーブ（BC）	8.4
Dk値（酸素透過係数）	103.0	パワー範囲	(+)5.00D～(-)9.00D(0.25step）

アルコンの「デイリーズアクア コンフォートプラス マルチフォーカル」は、1dayタイプのコンタクトレンズです。
快適さの追求により、汚れにくさと形崩れのしにくさを実現。コンタクト初心者でも付けはずしをカンタンに行えるそうです。

カテゴリ	1日使い捨て	タイプ	遠近両用	枚数	30枚
内容量	片眼30日分	表裏表示	なし	含水率	69.0%
シリコーンハイドロゲル		直径	14.0mm	素材グループ	Ⅱ
レンズカラー		中心厚（-3.00D）	0.1	ベースカーブ（BC）	8.7
Dk値（酸素透過係数）	26.0	パワー範囲	(+)5.00D～(+)0.00(0.25Dstep) (-)0.25D～(-)10.00D(0.25step)

クーパービジョンの「バイオフィニティ マルチフォーカル 」は、2weekタイプのコンタクトレンズです。
うるおいベールの採用で、乾燥によるレンズのゴロゴロや違和感を予防。汚れも付きにくいといわれているため、2週間快適に過ごせるそうです。

カテゴリ	2週間使い捨て	タイプ	遠近両用	枚数	6枚
内容量	片眼3ヶ月分	表裏表示	なし	含水率	48.0%
シリコーンハイドロゲル	〇	直径	14.0mm	素材グループ	I
レンズカラー		中心厚（-3.00D）	0.1	ベースカーブ（BC）	8.6
Dk値（酸素透過係数）	12.8	パワー範囲	+6.00D ～ -6.00D（0.25Dステップ） -6.50D ～ -10.00D（0.50Dステップ） (+)4.00D～(-)7.00D(0.25Dステップ)

アルコンの「デイリーズ トータル１ マルチフォーカル」は、1dayタイプのコンタクトレンズです。
疲れにくいスムーズなピント調節を実現するため、独自の「マルチフォーカルデザイン」採用。手元も遠くも自然な視界でいたい、という声に応えた商品です。

カテゴリ	1日使い捨て	タイプ	遠近両用	枚数	30枚
内容量	片眼1ヶ月分	表裏表示	なし	含水率	33.0%
シリコーンハイドロゲル		直径	14.1mm	素材グループ	I
レンズカラー		中心厚（-3.00D）		ベースカーブ（BC）	8.5
Dk値（酸素透過係数）	140.0	パワー範囲	+5.00～-10.00(0.25ステップ)

遠近両用コンタクトレンズは通販で買える

遠近両用コンタクトレンズは、通販で購入することがおすすめです。
実店舗でもコンタクトレンズは入手できますが、通販は通常より安い値段設定になっていたり、自宅で簡単に注文できたりします。

また、割引クーポンを配布していることも多いため、お得に購入したい方は通販の利用がおすすめです。

シルチカなら安い遠近両用コンタクトが見つかる

この記事では、おすすめの遠近両用コンタクトについてご紹介しました、
今回ご紹介した商品は、コンタクトレンズ通販「シルチカ」で購入可能です。シルチカではお得なクーポンも配布中なので、遠近両用コンタクトが欲しい方は活用してみてください。

よくある質問

Q.近視の人は老眼にならないって本当？

A.老眼の原因は加齢なため、近視の方でも老眼になるといわれています。

Q. 老眼と近視のコンタクトで見え方は変わる？

A.近視のコンタクトは遠くのピントを合わせる一方で、老眼の方が使う遠近両用コンタクトは近くも遠くもピントが合うものです。
見え方の特徴が異なるため、自分の症状に合わせて選択してみると良いでしょう。