【使わない日も?】2weekコンタクトの使える日数について
使い捨てコンタクトには、1dayと2weekなどさまざまな種類がありますが、長期利用ができるタイプの手入れ方法や使用期間などしっかりと守れていますか?
今回は、長期利用ができるコンタクトの取り扱いについてご紹介します。
1dayと2weekの違いについて
コンタクトには、長期装用ができる2weekタイプと1日で使い捨てる1dayタイプがあります。どちらにもメリットとデメリットがあり、使用者の状況に応じて選ぶ必要があります。
▼2weekのメリットとデメリット
2weekタイプは、開封から2週間の間使用をすることができます。 使用後は、毎回洗浄液でこすり洗いをし、きれいに保たれたケースに保存液を入れて管理をします。
【メリット】
コンタクトを利用する機会が多い場合は、2weekなどの長期装用が可能なコンタクトの方が、コストパフォーマンスが良いです。 1dayと2week1箱あたりの価格帯は、大きな差はありません。しかし、2weekのコンタクトは1箱6枚入りのものが多く、ワンデーは30枚入りのものが多いです。毎日コンタクトを使用した場合、1day(片目ずつ1箱使用)は約1ヵ月持つのに対し、2week(片目ずつ1箱使用)は約3ヵ月持ちます。毎日継続して使うなら、費用を考えると2weekがおすすめです
【デメリット】
2weekのデメリットは、毎日のケアが必要な点です。使用後は必ず専用の洗浄液で丁寧に洗浄し、きれいなケースで保管をする必要があります。ケアだけでなく、洗浄用のケア用品購入の手間も生じます。ケアが不十分だった場合、目の病気やトラブルにつながる恐れがあるため、十分なケアが必要です。仕事などで疲れていると、日々のケアに負担を感じる人も少なくありません。
▼1dayのメリットとデメリット
1dayとは、そのままの通り1日で使い捨てるコンタクトです。 1日限りの使い捨てなので、普段あまりコンタクトを利用しない方や、手入れを楽にしたいという方に人気です。
【メリット】
レンズを洗ったり、保存ケースに保存したりと言った、面倒と感じてしまいがちな手入れをする必要がなく管理が簡単です。1度外したらそのまま捨てて、次に使うときは、また新しいものをつけることになるので、目の衛生面を保つことができます。
【デメリット】
1dayは、1度外してしまうとそのコンタクトの使用はできなくなります。 装用中、目に違和感を覚え外した場合、外したコンタクトは使えなくなります。新しいものをつける必要があるため、予備の持ち歩きが必要です。 また、2weekよりも1枚あたりの費用が高く、毎日コンタクトをつける人にとってはコストパフォーマンスの面でデメリットを感じることもあるかと思います。
装用期間を選ぶ時のポイント
2weekは、毎日使用する人やコストを抑えたい人におすすめです。 また、「作業や勉強はメガネ」というように、その時その時でメガネとコンタクトを切り替えたい人、また水泳などコンタクトを外さなければならず、1日で何度かつけ外しをする可能性がある人には、2weekをおすすめします。 しかし、コンタクトは週末出かける時やスポーツの時だけなど、頻繁に使用しない人や、日々のケアが負担に感じる人は、1dayのコンタクトを選ぶ方が良いです。
2weekタイプがおすすめな方の特徴と人気の2week商品についてはこちらの記事でも紹介しているので是非チェックしてみてください。
2weekのコンタクトの取り扱い
コンタクトには、食品の賞味期限と同じように、「使用期間」と「使用期限」があります。 それぞれが指す意味と、もし期限を越えてしまったらどうなるのかを次で説明します。
▼使用期間
使用期間とは、コンタクトを容器から開封して使用ができる期間を指します。 2weekで良く間違われやすいポイントなのですが、開封をしてから2週間であり、2週間分(14日分)使用できるという意味ではありません。 そのため、使用していない日があったとしても、開封から2週間が経ってしまうとそのコンタクトは、使用することができなくなります。
▼使用期限
未開封で保存ができる期間を使用期限と言います。使用期限を越えた場合未開封であっても容器内の保存液の状態やレンズの状態が悪くなっている可能性もあります。 期限を越えたものの使用は、目のトラブルや眼障害につながる恐れがあるため、使用はせず必ず処分をしましょう。
2weekコンタクトのケア方法
▼ケア用品は何を使えばいいの?
コンタクトメーカーが取り扱っているケア用品か、販売店で指定されたものの使用をおすすめします。洗浄の際に、誤って水道水で洗浄をしてしまう方がいます。洗浄液と水道水では、浸透圧が異なるため、レンズの変形などにつながる恐れがあるのです。また、水道水には、塩素や金属イオンの影響もありますし、アカントアメーバという細菌が含まれている可能性もあります。せっかく洗浄をしても使用する物を誤ることで、別のトラブルにつながる恐れがあるため必ず専用のケア用品で洗浄し保存を行いましょう。
▼2weekコンタクトで使用しないときのケア
2weekのコンタクトを保存しておく際に、使用していない日のケアはどうしたら良いのだろうと疑問に思った方も多いはず。 前回使用をした際に、ケアと消毒が完了していれば特に再度の洗浄や保存液の交換をする必要はありません。再度使用するタイミグで、必ず洗浄をし直してから使用をしましょう。
▼使用期間を必ず守る
長期装用ができるコンタクトでは、使用開始日があやふやとなり使用期間を越えて装用をしてしまうという方が多いです。 使用期間を越えたコンタクトは、日々のケアを行っていても汚れは溜まっていきます。汚れが溜まったコンタクトを使用することで、結膜炎などの炎症を起こし視力の低下や最悪の場合、失明につながる恐れもあります。使用開始日が分からなくならないよう、週の初めから使い始めるなど決まりを作り、期間の把握ができるよう工夫をして利用をしましょう。
人気のケア用品やケア用品の選び方についてはこちらでご紹介しています。是非こちらも参考にしてみてください。
使用期間中快適に保つ方法
2weekなどの長期装用が可能なコンタクトは、期限が近づくにつれ装用感の悪さを感じるようになります。少しでも使用期間中の快適さを保つためには、次のことを注意しましょう。
- ・コンタクトを洗浄する前には、必ず手を石けんで洗い清潔にする
- ・爪は短く切っておき、コンタクトに爪を立てないよう気を付けてこすり洗いをする
- ・指の腹を使って一方方向に動かしてこすり洗いをする
- ・裏と表それぞれ30回ずつを目安に洗浄する
- ・手入れをする時は、必ず専用のケア用品を使用する
- ・レンズケースもレンズ同様清潔を保つために、毎回洗ってきちんと乾かしておく
▼コンタクトに触れる手は清潔を保つ
コンタクトを触れる際は、必ず手を清潔にしましょう。手には、目に見えない汚れや細菌が付着しており、その汚れがレンズを傷つけたり、汚したりする原因となります。石けんで手のひらや指の間だけでなく爪の間まで丁寧に洗ってから、触れるようにしましょう。
▼正しい手入れの方法を知る
コンタクトの劣化を防ぐには、正しい方法での手入れが必要です。最初は丁寧に洗浄をしていても、だんだん洗っているつもりになってしまい、汚れが落ち切らず傷や曇りの原因となります。その汚れを放置することにより、装用中の違和感やコンタクトの劣化につながるため、正しい手入れ方法を参考にし、毎回丁寧に洗浄と保存を行うようにしましょう。
装用後は丁寧にケアをし、清潔に保存をすることで、次の利用を安全に行うことができます。 長期で使えるコンタクトを利用する時は、期間とケアを十分に意識して利用をしましょう。
よくある質問
Q. 2weekコンタクトは使わない日も含めて2週間ですか?
A. はい。使用していない日があったとしても、開封から2週間が経ってしまうとそのコンタクトは、使用することができなくなります。
Q. 使用期間中、快適に保つにはどうしたらいいですか?
A.
下記の事に気を付けてコンタクトを扱いましょう。
・手を清潔にしてからコンタクトを洗浄する。
・爪を立てず、指の腹で一方向にこすり洗いをする
・裏と表それぞれ30回ずつを目安に洗浄する
・専用のケア用品で手入れをする。
・レンズケースもレンズ毎回洗って清潔に保つ。
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構成/SILCHIKA編集部
この記事を書いた人シルチカ探偵
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