22位は、「メラノCC 集中対策マスク」です。肌に密着する植物由来シートを採用していて、美容液が角質層まで浸透してくれるそうです。
うるおい成分として、ビタミンCやビタミンE誘導体、グレープフルーツ果実エキス、レモン果実エキスを配合。紫外線をうっかり浴びてしまった肌にもうるおいを与えてくれるようです。

シートマスク・パックとは？

一般的にシートマスクとは、主に不織布でできている顔型のシートに美容成分がたっぷり含まれているスキンケアアイテムを指します。「シートパック」や「フェイスパック」、「フェイスマスク」と呼ばれることもあります。

美容液などを含んだシートを肌に乗せて一定時間待つことで、美容成分が密閉された肌に届くそう。効率よく浸透できることから、通常のスキンケアよりも高い効果が期待できるといわれています。
使い方は商品によって違いますが、基本的には洗顔後に顔に貼って、数分経ってから剥がします。効果は商品によって違うので、うまく使い分けることが大事。
毎日のスキンケアとしてはもちろん、「紫外線を浴びすぎちゃったかも…」「最近毛穴が気になる！」といった特定のお悩みに対してもアプローチできる、便利なアイテムです。

シートマスク・パックの効果

では、シートマスク・パックはお肌に対してどのようなアプローチができるのでしょうか？
含まれている成分によって違いはありますが、主に以下のような効果が期待できます。

・保湿効果
・美白効果
・肌荒れ・ニキビの予防
・エイジングケア

保湿効果

うるおい成分が含まれているシートマスク・パックは、保湿効果が期待できます。乾燥肌で悩んでいるときや、湿度がぐっと低くなる秋冬の時期にぴったりのスキンケアだといえます。
乾燥は、単に化粧ノリが悪くなるだけではありません。症状が進むとちょっとした刺激でひりひりしたり、赤みが生じたりするそうです。肌がカサカサしていると老けて見えてしまうこともあるので、悩んでいる方も多いでしょう。
そこで、保湿成分の含まれたシートマスク・パックなら、うるおい補充につながります。

保湿成分の例としては、「セラミド」です。実は私たちの肌にもある成分で、うるおいを保ったり外部刺激から守ったりするはたらきがあるそうです。セラミドが含まれているシートパックを使用すれば、うるおいをキープする効果が期待できるでしょう。
他には、「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」、「アミノ酸」なども保湿成分です。うるおい効果を求める方は、このような成分がシートマスク・パックに含まれているかチェックしてみてください。

美白効果

シミやくすみのない、透明感あふれる肌に憧れる方も多いかもしれません。透き通るような美白を目指すなら、美白効果のある成分を含んだシートマスク・パックがおすすめです。
美白ケアの天敵といえば、紫外線。紫外線を浴びるとメラニンが生成されることで肌が焼けたり、シミやそばかすを増やしたりしてしまうといわれています。とはいえ、うっかり日焼け止めや日傘を忘れてしまう日もありますよね。
そこで、メラニンの生成を抑制する美白成分をお肌に届けることで、紫外線によるダメージを抑える効果が期待できます。

美白成分の中でも有名なのは、「ナイアシンアミド」です。ビタミンB3の一種で、ニコチン酸アミドとも呼ばれているそうです。ナイアシンアミドにはメラニンの生成を抑制する効果があるため、透明感のある肌に導いてくれるといわれています。
ナイアシンアミド以外では、「プラセンタ」や「アプルチン」、「トラネキサム酸」といった美白成分があります。紫外線ダメージが気になる場合や、透明感のあるお肌を目指したい場合は、美白効果のある商品を探しましょう。

肌荒れ・ニキビの予防

紫外線やストレスで肌が荒れたり、何度もニキビを繰り返したりといったトラブルも、よくあるお悩みです。抗炎症・消炎効果のあるシートマスク・パックで予防しましょう。
ニキビにも段階があり、ポツリと赤く目立つようになったら「赤ニキビ」と呼ばれるそうです。赤ニキビは炎症を起こしている状態らしく、場合によっては肌に凸凹が残ってしまいます。
ニキビ跡を自力で治すのは難しいといわれているので、ニキビを未然に防いだり早めに治したりすることが大切だといえるでしょう。

肌荒れを防ぐ効果が期待できる成分の例としては、「グリチルリチン酸ジカリウム」です。組織がダメージを受けたときに生成される物質を抑制するはたらきがあり、肌荒れ防止成分としての認可も受けているそうです。
他にも、「アラントイン」や「アズレン」には抗炎症効果があるといわれています。肌荒れやニキビで悩んでいる方は、公式サイトやパッケージで成分表示を確認してみてください。

エイジングケア

くすみや小じわ、たるみなど…。年齢を重ねるうちに気になるお悩みが出てきたら、エイジングケアができるシートマスク・パックを使うのがおすすめです。
どれほどスキンケアに気を遣っていても、紫外線ダメージが少しずつ蓄積したり、細胞が衰えたりすることでさまざまな悩みが生まれます。エイジングのサインが出始めるタイミングは個人差があるので、気づいた時点で早めに行いましょう。

乾燥によるお悩みなら、保湿成分でもご紹介した「セラミド」や「ヒアルロン酸」が効果的だといえます。また、「コエンザイムQ10（ユビキノン）」のように、抗酸化力に優れた成分もエイジングケアに向いているようです。

シートマスク・パックの選び方

次に、シートマスク・パックの選び方についてお伝えします。
ポイントとなるのは、以下の4点です。

・肌の悩みに合わせて選ぶ
・肌質に合わせて選ぶ
・使用する頻度で選ぶ
・コスパで選ぶ

肌の悩みに合わせて選ぶ

肌の悩みには、個人差があります。どんな問題にアプローチしたいのか考えたうえで、悩みに合ったシートマスク・パックを選びましょう。
よくある悩みとしては、肌荒れやニキビです。生活習慣の乱れやホルモンバランスの変化、睡眠不足といったさまざまな要因で荒れてしまうことも多いですよね。このような場合は、肌荒れ防止成分や抗炎症成分を含んだ商品がおすすめです。有効成分がお肌に届き、肌荒れの改善につながるそうです。
シートマスク・パックがどのような悩みに合っているのかは、公式サイトやパッケージに記載されていることがあります。また、液中に含まれている成分も参考になるので、チェックしてみてください。

肌質に合わせて選ぶ

一般的に肌質とは、肌の水分と皮脂のバランスによって分類される肌タイプのことを指します。「乾燥肌」・「脂性肌」・「混合肌」・「普通肌」の4タイプに分かれることが多いようです。
肌質によって悩みも変わるので、自分の肌質に合ったシートマスク・パックを選びましょう。

例えば乾燥肌の場合、水分も皮脂も足りない状態だといわれています。肌に透明感やハリがなく、しわが見られることも。化粧ノリも悪くなる傾向にあります。このような場合は、保湿成分が含まれているシートマスク・パックが向いているでしょう。しっかり保湿することで角層の環境を整え、肌バリア機能をサポートする効果が期待できます。
同様に、脂性肌なら皮脂分泌を抑える成分を含んだ商品、混合肌なら保湿と皮脂どちらもアプローチできる商品といったように、肌質に合わせて選んでみてください。

使用する頻度で選ぶ

シートマスク・パックは、使用する頻度で選ぶのも大切。デイリーケアとして毎日のように使うなら大容量の商品、たまに使う程度なら個包装の商品がおすすめです。

大容量のシートマスク・パックは、28枚入りや32枚入りといったように多くの枚数が同じ包装に入っています。コストパフォーマンスに優れ、気軽に使いやすいというメリットがあるため、毎日の使用にぴったりです。
ただし、開け閉めするたびに空気に触れて劣化したり乾燥したりしやすいという面もあるので注意。たまにしか使わない場合は、あまり向いていません。

それに比べ、個包装の商品は基本的に使いきり。衛生的で、開封後の劣化を気にする必要がほとんどありません。
一方、1枚ずつ包装しているため、大容量の商品と比べるとコスパは悪くなる傾向にあります。衛生的に使いたい場合や、特別な日のスペシャルケアに使いたい場合に向いているでしょう。

コスパで選ぶ

シートマスク・パックを選ぶときは、コスパの良さも気になりますよね。商品によって入っている枚数が違うので、1枚当たりいくらか計算してみてください。
個人差はありますが、シートマスク・パックは1枚50円以下ならかなりお得に感じるようです。これくらいの値段であれば、無理をすることなくスキンケアを続けることができるでしょう。
ただ、値段の高い商品はそれだけ成分にこだわっていたり、良い素材を使っていたりする可能性もあります。性能の良さと値段のバランスを考えたうえで、コスパが良いと感じる商品を選んでみてください。

シートマスク・パックを使うときの注意点

次に、シートマスク・パックを使うときの注意点についてお伝えします。
スペシャルケアの効果をしっかりと引き出すためにも、以下の6点をよくチェックしてみてください。

・商品の使い方を確認する
・使うタイミングはクレンジングや洗顔の後
・肌にぴったり密着させる
・使用時間を守る
・使用後は乳液やクリームを塗る
・入浴後の使用がおすすめ

商品の使い方を確認する

まずは、商品の使い方について確認しましょう。公式が推奨する正しい使用方法を守ることで、シートマスク・パックの効果を最大限に引き出しやすくなります。

よくある間違いとしては、使用頻度です。「シートマスクは特別な日にだけ使うもの」と思っている人もいれば、「シートマスクを毎日使うほど効果ができる」と思っている人もいるでしょう。しかし、シートマスクをどれくらいの頻度で使っていいのかは、商品によって違います。
「週2~3回がおすすめ」「デイリーケアとしておすすめ」といったように、公式サイトやパッケージに使用頻度が書かれていることもあるので、よくチェックしてみてください。

使うタイミングはクレンジングや洗顔の後

一般的に、シートマスク・パックを使うタイミングはクレンジングや洗顔の後です。
通常のスキンケアと同じように、事前に皮脂や汚れをしっかりと取り除いておくことで、美容成分が浸透しやすくなるといわれています。丁寧に洗顔しましょう。

ただし、商品によっては洗顔が必要ない場合も。剥がすときにそのままシートでふき取ることで、洗顔効果が期待できるからです。洗顔不要と書いていないかチェックし、使うタイミングを確認しておきましょう。

肌にぴったり密着させる

シートマスク・パックを使うときは、肌にぴったりと密着させましょう。シートの当たらない部分やよれた部分があると、美容成分が十分に届かない可能性があります。鏡を見ながら丁寧に貼ってください。

コツとしては、顔の中心から外側に向けて持ち上げるように貼ること。立体的で難しい小鼻回りも、きれいに密着させることができます。ただし無理に引っ張ると浮いてしまうので、注意してください。小鼻や目元、口元など、細かい部分まできれいに密着できていれば問題ないでしょう。
商品によっては、シートマスク・パックの貼り方を解説しているようです。公式サイトやパッケージを確認してみてください。

使用時間を守る

シートマスク・パックの使用時間は、基本的にパッケージに書いてあります。使用時間を超えないようにしましょう。
「長時間貼っていれば貼っているほど効果が出る」と感じるかもしれませんが、シートから水分が蒸発するとお肌からうるおいを奪ってしまう可能性が。結果、肌が乾燥して逆効果になるおそれがあります。また、肌への負担も大きくなってしまうかもしれません。
「今マスク貼ってから何分経ったっけ…？」とうっかり忘れてしまう場合、タイマーを活用するのもおすすめです。シートマスクの効果を発揮するために、推奨されている使用時間は守ってください。

使用後は乳液やクリームを塗る

シートマスク・パックは、終わった後のケアも重要。基本的には、使用後に乳液やクリームを塗った方がいいといわれています。
パック直後はお肌にうるおいを感じるかもしれませんが、少しずつ蒸発するそうです。すると、うるおいを失ったパックは、お肌から水分を奪ってしまう可能性があるといわれています。せっかくケアしたのに乾燥してしまうかもしれません。
シートマスク・パックの後は、乳液やクリームで保湿するようにしましょう。ただし、商品によっては直後のケアが不要のものもあるので、使用方法をチェックしてみてください。

入浴後の使用がおすすめ

シートマスク・パックを使うタイミングに特別な指示がなければ、入浴後の使用がおすすめです。
お風呂上がりは、温められて血行がよくなっています。毛穴も開いているため、シートパックに含まれている美容成分がより浸透しやすいといわれています。効果を高めたいなら、最適なタイミングだといえるでしょう。

中には、お風呂の最中にシートマスクを使用する方もいるかもしれません。ただ、長時間のお風呂は汗をかいてしまうので、シートに含まれた美容成分が流れ落ちる可能性があります。
お風呂後は顔にもシャワーをかけたいという人や、ついつい長風呂になってしまう人は、入浴中ではなく入浴後にシートマスク・パックを使用しましょう。

シルチカでお得なシートマスク・パックを探そう

おすすめのシートマスク・パックについてお伝えしました。
シートマスクは、毎日のケアとしてもスペシャルケアとしても使えるスキンケアアイテムです。商品によって含まれている成分が違い、保湿効果や美白効果、肌荒れ予防など、悩みに合わせて使い分けることができます。
ご紹介した商品の中から、自分にぴったりの1枚を探してみてください。

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