29位は、「カネボウ オン スキン エッセンス F」です。ナノサイズのオイルを含んでいて、発光するようなツヤうる肌に導いてくれるそうです。
オイル配合なので、水分と油分をバランスよく保てるとのこと。ツヤ不足の人や部分的な感想が気になる人にぴったりでしょう。

化粧水とは？

次に、化粧水の基礎知識について解説していきます。そもそも化粧水とは何か、どのような役割があるのか、気になる方はチェックしてみてください。

一般的に化粧水とは、保湿を目的としたスキンケアアイテムです。透明な液状が基本で、名前の通り水のようにさらっとしたテクスチャをしている商品もあれば、とろみのついたテクスチャの商品もあります。
商品によって違いはありますが、洗顔後に手やコットンで肌に塗布して使うことが多いようです。推奨量や使うタイミングは商品によって違うので、パッケージに載っている説明文をチェックしてください。

化粧水の役割や効果

化粧水の主な役割は、うるおいを肌に補給することです。
化粧水は、顔を洗ったあとに使うのが一般的です。洗顔後は肌本来の保湿成分が流れ落ちている状態なので、乾燥しやすいそう。そのため、肌に含まれる水分が蒸発する前に化粧水でうるおいを与えれば、バリア機能の低下や乾燥を防ぐ効果が期待できます。
また、商品によっては抗炎症作用や美白作用など、特定の効果をもった成分を含んでいるようです。自分の肌に合った化粧水を使えば、うるおいを補給しながら悩みに対して効果的にアプローチできるでしょう。

化粧水の選び方

次に、化粧水の選び方についてお伝えします。
選ぶ際のポイントとしては、以下の5点です。

肌の悩みに合わせて選ぶ

肌の悩みは人によって違います。自分がどのような肌を目指したいか、どんな点が気になるかをチェックしたうえで、アプローチできそうな商品を選びましょう。

例えば、シミやそばかすを防ぎたいなら美白有効成分を含んだ化粧水がぴったりです。美白有効成分とは、実際に美白効果があると認められている成分のことで、厚生労働省の認可を受けているそうです。
メラニンの生成を抑える「トラネキサム酸」や、メラニンの還元を促す「ビタミンC誘導体」を含んだ化粧水を使うことで、シミやそばかすを予防する効果が期待できるでしょう。

また、中にはニキビに悩んでいる方もいるかもしれません。ニキビケアをしたい場合は、「グリチルリチン酸」や「アラントイン」などの抗炎症成分を含んだ化粧水が効果的だといわれています。抗炎症成分は、ニキビや肌荒れの炎症を鎮める効果が期待できるそうです。
さらに、商品の中には「ノンコメドジェニックテスト済」のものがあります。ノンコメドジェニックテスト済とは、ニキビの初期段階である「コメド」ができにくいと試験によって確認されている商品だそう。ニキビを悪化させたくない方にぴったりの化粧水だといえます。

肌質に合わせて選ぶ

一般的に肌質とは、肌の水分と皮脂のバランスによって分類される肌タイプのことです。肌質によって適するアプローチや悩みは異なるので、自分の肌質に合った化粧水を選びましょう。
肌質は基本的に4種類で、水分・油分どちらも足りない「乾燥肌」、油分が過剰な「脂性肌」、水分は少なく油分が多い「混合肌」、どちらもバランスの良い「普通肌」があります。
乾燥によるカサつきや小じわに悩みやすい乾燥肌なら、保湿力に優れた化粧水が向いているでしょう。一方、脂性肌の場合は皮脂コントロール成分が入った商品や、ニキビ対策として抗炎症成分が入った商品がおすすめです。

また、肌の水分と皮脂のバランスによる分類とは別に、「敏感肌」と呼ばれる肌質もあります。一般的に敏感肌は肌のバリア機能が低下していて、ちょっとした刺激でもトラブルが生じやすい状態だそうです。
スキンケアがしみたり、赤くなりやすかったりする場合は、敏感肌かもしれません。敏感肌向けの化粧水や、低刺激処方の化粧水を選びましょう。

使用感で選ぶ

テクスチャや香りは、商品によって異なります。毎日のスキンケアをリラックスタイムにできるよう、自分の好みに合った使用感の化粧水を選ぶのがおすすめです。

テクスチャの場合、さらっとしたテクスチャなら肌のべたつきを感じにくいというメリットがあります。一方、重めのテクスチャはリッチな感覚で、しっとり感が生まれやすいでしょう。保湿効果とテクスチャは直接的な関係がないといわれているので、好みで選んでみてください。
また、香りに関しては天然由来の香料を使っている化粧水や、合成香料を使っている化粧水があるようです。「ハーブのようにフレッシュな香りが好き」「香りつきよりも無香料を選びたい」といったように、好きな香りの化粧水を使いましょう。

化粧水の種類で選ぶ

化粧水といえば、ふつうは「柔軟化粧水」もしくは「保湿化粧水」のことを指すそうです。これ以外にも「収れん化粧水」や「ふき取り化粧水」といった種類があるので、肌の状態や悩みに合わせて選びましょう。

一般的に収れん化粧水とは、うるおいを与えながら皮膚の表面を一時的に引き締められる化粧水のことを指します。皮脂や汗を抑制したり、テカリを抑えたりする効果が期待できるそう。毛穴の開きやニキビが気になる人にもおすすめです。
また、ふき取り化粧水は名前の通り、顔をふき取るように使用する化粧水とのこと。皮脂の汚れや古い角質、軽いメイクなどを除去する効果が期待できます。通常の化粧水とは違い、コットンに含ませてから肌を軽くふき取るように使うのが一般的です。

コスパで選ぶ

化粧水は基本的に毎日使用するものなので、コスパも重要。お財布に相談したうえで、予算に合った商品を選ぶようにしましょう。
ただし、「値段が高い商品＝コスパが悪い」とは限りません。一見高級に感じる化粧水でも、有効成分が豊富だったり独自の技術を採用していたりして、高い効果を発揮するかもしれないからです。 コストに見合った効果があるかどうかという点に注意して選んでみてください。

化粧水の正しい使い方

次は、化粧水の使い方についてです。手で直接塗る場合とコットンを使って塗る場合に分けてご紹介するので、参考にしてみてください。
ただし、商品によって正しい使い方は異なるため、詳細は商品の公式サイトやパッケージに載っている説明をチェックしましょう。

手で塗る場合

化粧水を手で塗る場合の一般的な使い方は、まず500円玉大の量を目安に化粧水を清潔な手に出します。手のひらで軽く広げたら、こぼれないように注意しながら肌へなじませていきます。こぼれやすい場合は、2回に分けてつけるのもおすすめ。細かい部分は指でやさしく塗布してください。
顔全体に塗れたら、両手で顔をやさしく包み込むように押さえましょう。体温によって浸透を促す効果があるといわれています。

コットンを使って塗る場合

コットンを使って化粧水を塗る場合は、推奨される量よりも多めが良いといわれています。コットンに含まれる水分が少ないと、肌に摩擦が生じやすいからです。
コットンが化粧水でひたひたになったら、顔にやさしくなじませましょう。顔全体にムラなく当てたあとは、手で塗ったときと同様に両手でやさしく包み込むようにしてください。

化粧水を使うときの注意点

次に、化粧水を使うときの注意点をお伝えします。化粧水の効果を十分に発揮するためにも、よくチェックおきましょう。
具体的なポイントとしては、以下の4点です。

推奨量や使うタイミングを守る

本来の効果を発揮するには、化粧水を正しく使うことが大切です。使う商品のパッケージなどを見て、推奨量や使うタイミングをチェックしておきましょう。
スキンケアアイテムの推奨量は、ものに例えられるのが多いようです。「パール粒1個分」「500円玉大」といったように表記されているので、季節や肌質に合わせて調整しながら適量を塗ってください。
また、化粧水を使うタイミングは基本的に洗顔後です。ただし、パックや乳液など他のスキンケア商品によっては、順番が前後するかもしれません。使うすべてのスキンケアのタイミングを確認したうえで、化粧水を使いましょう。

洗顔後できるだけすぐに塗る

化粧水は洗顔後に塗るのが一般的ですが、できるだけすぐに化粧水を塗布するようにしましょう。
顔を洗い終わった後は皮脂が少ないので、水分が蒸発しやすい状態だそうです。うるおいや油分を与えないままでいると、乾燥が進んでしまうかもしれません。肌の水分が失われる前に、化粧水ですばやくうるおいを補給してください。

ただしお風呂あがりの場合、ボディケアやヘアケアを優先したかったり先に着替えたかったりで、すぐに化粧水を塗るのは難しいという人もいるでしょう。
こんなときは、スプレータイプの化粧水である程度の保湿を済ませるという方法もあるようです。軽くプッシュするだけで簡単にうるおいを補給できるので、ぜひ実践してみてください。

肌に摩擦が生じないようにする

化粧水は、やさしくつけるのがポイント。肌に摩擦が生じると乾燥につながるそうなので、無理にこすらないようにしましょう。
特に、コットンを使う場合は要注意です。コットンに含まれる水分が不足していると、繊維によって余計な摩擦が生じてしまう可能性があるからです。コットンが吸水することを考慮し、推奨量よりも少し多めに使うように心がけてください。

化粧水の後は乳液やクリームを塗る

化粧水の後は、乳液やクリームを塗るようにしてください。
先ほどお伝えしたように、洗顔後は水分が蒸発しやすい状態。しかし、化粧水はうるおいを与えるのが主な目的なので、油分はあまり含まれていないのがふつうです。乳液やクリームを塗らなければ、せっかく化粧水を塗っても時間と共に水分を逃がしてしまう可能性があります。
化粧水だけで済ませるのではなく、油分まで与えるようにしましょう。

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おすすめの化粧水についてご紹介しました。
化粧水には、うるおいを肌に補給するという役割があります。正しい使い方をチェックしたうえで自分の肌に合った化粧水を選び、肌のうるおいをアップさせましょう。

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