ピコレーザーはシミ・肝斑に効果的!どんな施術?痛い?徹底解説!
目次
加齢とともにできたシミやそばかす、ニキビ跡を治したい、昔入れたタトゥーを消したいと考えていないでしょうか。それなら、ピコレーザーを使った医療施術を受けるのがおすすめです。
この記事では、ピコレーザーとはどのような医療機器なのか紹介したのち、利用するメリットや痛みのイメージ、料金の目安について解説します。
ピコレーザーとは?
ピコレーザーとは、メラニンを減らしてきれいな肌を取り戻す「トーニング治療」を進化させた治療機器のことです。メラニン除去効果のあるレーザーの照射回復時間(パルス幅)が、従来のシミ治療レーザーの1/1,000になっており、短時間で施術を終了できると言われています。
また、ピコレーザーは従来のレーザー機器よりも熱ダメージを減らしやすいのが特徴です。施術の痛みを軽減できるほか、肌ダメージを受けにくい治療機器だとクリニックで説明されています。
ピコトーニング・ピコスポット・ピコフラクショナルの違い
ピコレーザーは、肌の悩みに合わせて3つの照射モードが用意されています。参考として、各モードの違いを以下に整理しました。
ピコトーニング | ピコスポット | ピコフラクショナル | |
---|---|---|---|
施術範囲 | 広範囲に照射 | 狭範囲で照射 | 点で照射 |
効果的な肌トラブル | 薄いシミ・肝斑 | 濃いシミ・そばかす・ほくろ・タトゥー | 毛穴の開き・ニキビ跡・クレーター・肌の凹凸 |
施術回数の目安 | 5~30回 | 10回程度 | 1~5回 |
ピコトーニングの場合、広範囲に照射するため短時間で施術が完了すると言われています。ただし、低出力で照射するため1回あたりの効果が薄く、人によっては回数を重ねなければなりません。
また、ピコスポットは、目的の部位にピンポイントで照射します。部分的な施術なのでそばかすやほくろ改善の効果を期待できるでしょう。
最後に、ピコフラクショナルには肌の引き締め効果があると言われています。対策する範囲が複数箇所・広範囲になるため、1回当たりの費用がほかの施術よりも高くなりやすいのが特徴です。
ピコレーザーの施術がおすすめのユーザー
以下の悩みを抱えているのなら、ピコレーザーの施術を受けるのがおすすめです。
- ・シミに悩んでいる
- ・ニキビ跡が目立っている
- ・いちご鼻など毛穴の開きに悩んでいる
- ・肌荒れが目立つ
- ・タトゥー・アートメイクを除去したい
ピコレーザーの施術は、肌に残るメラニン色素を減らして、美肌効果を生み出せると言われています。肌トラブルや加齢が原因のシミやそばかす、ニキビ跡といった問題にお悩みなら、ぜひ本記事で解説しているピコレーザーの情報を参考にしてみてください。
ピコレーザーを利用する3つのメリット
ピコレーザーを利用して肌の悩みを解決することには、3つのメリットがあります。なぜピコレーザーを利用すべきなのか、参考にしてみてください。
シミ・そばかす・ニキビ跡を治療できる
ピコレーザーを利用すれば、シミ・そばかす・ニキビ跡といった肌のお悩みを短期間で改善できると言われています。自己治癒できないお肌の悩みは、専用機器を使うほうが効果を出しやすい傾向にあるのです。
また、短時間で施術を完了しやすいのはもちろん、施術後のダウンタイムを減らしやすくなります。施術後の肌トラブルも起きにくいと言われる治療法ですので、ライフワークを考えながら利用しやすいのが魅力です。
美肌効果を期待できる
ピコレーザーには、ただシミやそばかす、ニキビ跡を消すだけでなく、肌の凹凸や毛穴の開きを改善にも利用されているのが特徴です。凹凸のない肌を目指せるほか、好印象を残せる美肌をゲットできると言われています。
よって、肌荒れに悩んでいる方、肌がデコボコしている方などは、あきらめる前にピコレーザーの施術を受けてみるのはいかがでしょうか。搭載されている3つの照射モードにより、あなたの肌と相性の良い治療を受けられます。
セルフケアより効果を実感できる
肌対策は、セルフケアでも多少の効果が見込めます。ただし、効果が出るまでに時間がかかることはもちろん、本人のケア方法次第で効果の有無が変化してしまうでしょう。
一方、ピコレーザーは肌治療の豊富な実績があるほか、セルフケアでは解決できないような肌トラブルの治療を期待できるようです。「自身でケアしてみたけど効果がなかった」とお悩みなら、ぜひピコレーザーを利用してみてください。
ピコレーザーは痛いの?
ピコレーザーは、レーザー照射による「熱」を使ってメラニン色素を破壊するため、施術中に多少の痛みが生じます。痛みのイメージとしては「輪ゴムではじくような痛み」だと覚えておきましょう。ただし、基本的には我慢できる程度の痛みだといわれています。
もし痛みを我慢できないと感じたら、麻酔クリームといった対策も可能です。まずはテスト照射してもらい、痛みの程度を知ったうえで対策すべきかクリニックに相談してみてください。
ピコレーザー利用の流れ
ピコレーザーを実際に利用したい方向けに、利用の流れを整理しました。各手順の要点をまとめているので、初めて利用する方は参考にしてみてください。
手順①:カウンセリングを利用する
まずは、あなた本人の肌の悩みや施術の要望を確認するために、クリニックでカウンセリングを行います。専門医が診察して、治療の目的や選択肢、効果、副作用といった情報を説明するのがカウンセリングの内容です。
カウンセリングの最後には、利用するプラン契約や料金の支払い、同意書への署名を実施します。カウンセリングを受ける際には、必ず予約を取りましょう。
手順②:ピコレーザーの施術を受ける
予約した施術当日を迎えたら、カウンセリングを受けたクリニックを訪問しましょう。
施術前には、必ず化粧や日焼け止め、化粧水を洗い流すために洗顔が必要です。また、施術の痛みが不安なら、クリニックの医師、看護師に相談し、麻酔クリーム・笑気麻酔を施してもらいましょう。
手順③:術後のクーリングを受ける
ピコレーザーの施術が完了したら、照射した部位の赤みを抑えるためにクーリング(アイシング)します。患部を冷やすことによって、術後の腫れや肌トラブルを回避しやすくなるのが特徴です。
手順④:アフターケアを行う
ピコレーザーの施術を受けた当日そして数日間は、以下に示すアフターケアを実施しましょう。
- ・当日はシャワーで済ませる
- ・当日は運動しない
- ・肌を保湿する
- ・外出時は日焼け止めを塗布する
上記の対策は、ピコレーザーの施術が完了するまで継続して実施してください。
ピコレーザーの料金目安
ピコレーザーの費用にお悩みの方向けに、照射モード別に料金目安を整理しました。
ピコトーニング | ピコスポット | ピコフラクショナル | |
---|---|---|---|
料金目安 | 10,000円/回程度 | 3,000~5,000円程度 | 25,000~35,000円/回程度 |
また、上記の施術にかかる価格は、利用するクリニックによって異なります。比較検討を実施する際には、提供されているプランや割引を詳しくチェックするのがおすすめです。
ピコレーザーとはどんなものかまとめ
今回は、ピコレーザーの特徴や施術がおすすめのユーザー、メリット、利用の流れについて解説しました。
近年では、女性だけでなく男性も美肌対策のためにクリニックを利用するようになっています。長年悩んでいる肌トラブルがある、シミやそばかす、そのほか肌の問題を解決したいなら、ぜひこの記事を参考に、ピコレーザーの施術を受けられるクリニックを探してみてください。
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「シルチカ」でピコレーザーを相談できるクリニックを探してみるよくある質問
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シミ取りレーザーとピコレーザーの違いは何?
従来のシミ取りレーザーとピコレーザーは、照射回復時間(パルス幅)、痛みの強さが違います。商社に時間がかかり痛みの強いシミ取りレーザーに対し、ピコレーザーは短時間施術に対応でき、痛みを抑えやすいのが特徴です。
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ピコレーザーは何回くらいやれば効果があるの?
低出力のピコトーニングの場合は数回目から、ピンポイントで照射するピコスポットの場合は1~3回目で効果があるといわれています。ピコレーザーの施術は、回数を重ねるほど高い効果を期待できるため、医師に相談しつつ回数を検討してみてください。