【親必見】中学生からコンタクトを始める時に読むコラム
「コンタクトレンズは子どもにつけても大丈夫?」
「コンタクトレンズはいつから使っていいの?」
コンタクトレンズは幅広い多くの方が利用していますが、子どもの使用について、いつから使っていいのか、そもそも子どもが使ってもいいのか、について疑問に思っている保護者の方も多いと思います。今回は、コンタクトレンズをいつから使い始めていいのか、子どもに使わせてもいいのか、また、子どもにコンタクトレンズを使わせる際の注意点なども紹介します。
1.コンタクトレンズが必要になるタイミング
2.コンタクトレンズはいつから使える?
3.子どもがコンタクトレンズを使う際の注意点は?
4.保護者がサポートしながら、正しく使わせることが大切
5.どんなコンタクトレンズがおすすめか
6.子どものコンタクトレンズの買い方
7.コンタクトレンズについて正しい知識を持っているかがカギ
8.よくある質問
コンタクトレンズが必要になるタイミング
2018年段階でのコンタクトレンズの使用率が、中学生は8.7%、高校生は27.5%(引用:日本眼科医会)と、子どものコンタクトレンズ使用率が高くなっています。子どもがコンタクトレンズを使いだす理由としては、以下2点が多いです。
・クラブや部活でスポーツを始める
・おしゃれ、見た目を気にする
サッカーやバスケットボールなどの球技や激しく動くスポーツは、メガネでは危ない場合も多く、クラブや部活を始めるタイミングでメガネから移行する子どもが多いようです。
また、メガネは見た目の印象を大きく変えてしまうため、おしゃれを気にし出すと、メガネではなく素顔で過ごしたいというケースも多いのだそうです。
コンタクトレンズに移行する時期は、高校生からが多いようですが、実際いつから使えるのでしょうか?
コンタクトレンズはいつから使える?
コンタクトレンズの使用について、厳密には年齢制限は設けられていませんが、使用する際には、以下のことがきちんと理解、また遵守できるかどうかで判断されます。
高度管理医療機器だということを理解しているか
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。高度管理医療機器は副作用や機能障害を生じた場合、人体や生命に大きな影響を及ぼすものが分類されています。そのため、使い方を誤ってしまうと、トラブルなどを引き起こしてしまう可能性があり、適切な管理が求められます。コンタクトレンズは便利で手軽に使えるため忘れられがちですが、誤った使い方をしてしまうと、最悪の場合、失明してしまう可能性もあるものです。間違った使い方をすると危険な面もある、ということをしっかり理解しているかどうかが重要です。
自分自身で着脱、ケア、管理ができるか
レンズの着脱は、基本的に一人で行わなければなりません。自分自身できちんとつけたり外したりできるかどうかが、コンタクトレンズを問題なく使うことができる目安になります。最初は保護者が一緒になって正しいケアや管理を行いますが、最終的に自分でできるようになれるかどうかが重要です。
この上記2点を理解し、実行できるかどうかが、コンタクトレンズを使うことができる目安です。これらが一通りできる年齢が、一般的には中学生くらいだと言われています。お子さんの性格や家族の中にコンタクトレンズ経験者がいるかどうかなども大きく影響してくるため、お子さんと話しをしたうえで、使わせるかを判断しましょう。
子どもがコンタクトレンズを使う際の注意点は?
コンタクトレンズを正しく使えていない場合、思わぬトラブルが起こってしまう可能性があるため注意が必要になります。
例えば、1日の装用時間を守らず、長時間使用し続けてしまうと、目が酸素不足を起こし、角膜細胞が減少してしまうことがあるそうです。減ってしまった角膜細胞は元に戻ることはなく、角膜障害を起こしやすくなる可能性があります。
また、きちんと手を洗わずにレンズを触る、ケアを行わないなどの場合、目の感染症にかかってしまうこともあるのだそうです。
コンタクトレンズを使い続けることでアレルギー性結膜炎やドライアイなどのトラブルも起こしやすくなるとも言われています。
保護者がサポートしながら、正しく使わせることが大切
コンタクトレンズは正しく使えば、視界を広く保ち、動きやすいなどのメリットを得ることができます。ただし、正しく使わない場合、目のトラブルなどのデメリットが生じてしまいます。
コンタクトレンズの扱いに慣れていない子どもの場合、正しく使えていない場合も多いため、きちんと保護者の方が指導、サポートしてあげることが大切です。
定期検診に連れて行く
コンタクトレンズを使っている方は、3ヵ月に1回程度で眼科へ定期検診に行くことが推奨されています。目のトラブルは初期症状がないことも多いそうで、自覚症状が現れてから行っても、治療に時間がかかってしまったり、しばらくコンタクトレンズが使えなくなってしまったりすることもあるのだとか。目に異変がないか、度数などに変化がないかを確認し、その都度、子どもの目に合ったレンズを使うためにも、定期検診は必須だそうです。
家で子どもの目の状態を確認する
眼科での定期検診も重要ですが、日頃から家庭で目の様子を確認してあげることも大切です。子どもの目を確認して、充血や目やになど、気になる点があったら眼科に連れて行きましょう。また、目に違和感が合ったら、その都度言えるように、子どもに指導することも必要です。
レンズのつけ外しやケアを保護者が一緒に行う
コンタクトレンズの扱いに慣れていない間は、保護者の方もつけ外しや、レンズケアに立ち会って、きちんとできているかどうかを確認してあげてください。できていなかったら、その都度きちんと指導をしましょう。
どんなコンタクトレンズがおすすめか
初めて子どもがコンタクトレンズを使用する場合は、子どもの目をできるだけ守れるようなレンズを選んであげましょう。
子どもが初めて使うコンタクトレンズでおすすめなのが、1日使い捨て(ワンデー)タイプのソフトコンタクトレンズです。
1日使い捨てのコンタクトレンズは、洗浄などのレンズケアの必要がなく、使い終わったらそのまま捨てるだけです。汚れが蓄積する前に捨てることができ、その都度新しいレンズに交換できるため、衛生的です。
おすすめの1dayタイプは下記の記事でもまとめいていますので是非チェックしてみてください。
ソフトコンタクトレンズは柔らかい素材を使用したコンタクトレンズで、つけ心地がよく、扱いやすいという特徴があります。
子どものコンタクトレンズの買い方
高度管理医療機器だということを理解し、自分での着脱や管理に問題がなさそうであれば、コンタクトレンズを購入しましょう。
子どものコンタクトレンズを購入する場合、基本的には大人と同じ買い方です。眼科へ行き、購入に必要なレンズデータを計測、使うコンタクトレンズを選んで、着脱や正しい使い方の指導を受ける、という流れです。
この時、眼科へは必ず保護者の方も同行するようにしてください。コンタクトレンズを使ったことがない保護者の方は特に、お子さんと一緒に使い方の指導を受けましょう。家で子どもがきちんと使えているかどうかを確認、指導するためには、保護者の方も正しいコンタクトレンズについての知識を持っておくことが必要です。
コンタクトデビューする際は下記の記事でもまとめていますので是非チェックしてみてください。
コンタクトレンズについて正しい知識を持っているかがカギ
年齢制限はありませんが、コンタクトレンズについての正しい知識を持っているかどうかが、使えるかどうかの基準になります。保護者の方は、お子さんがコンタクトレンズを使いたいと希望した場合は、きちんと話し合って、判断をしてあげてください。
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構成/SILCHIKA編集部
よくある質問
Q. コンタクトレンズは何歳から利用可能?
A. コンタクトレンズは年齢制限は設けられていませんが、使用する際に以下の事がきちんと理解、遵守されているかが重要です。
・高度管理医療機器だということを理解しているか
・自分自身で着脱、ケア、管理ができるか
Q. 子どもがコンタクトレンズを使う際に親が出来る事は?
A. 親が出来る事としては、下記の点が挙げられます。
・定期検診に連れて行く
・家で子どもの目の状態を確認する
・レンズのつけ外しやケアを保護者が一緒に行う

この記事を書いた人シルチカ探偵
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