初めてのコンタクト失敗談(泣)&★コンタクト購入完全ガイド★
目次
初めてのコンタクトで失敗しました…
「メガネ2年で2万円→コンタクト1年で7万円!?」
そんな驚きのコンタクト購入失敗談をお話しします。
!ちなみに、お店や商品自体には全く問題はなく、情報収集不足が原因ですよ!
メガネからコンタクトデビューを決意!
もともと視力が悪く、小学生の頃は約2万円で購入したメガネにゴムバンドをつけてバスケットボールをしていました。しかし、中学校でもバスケ部に入るとなると、激しい動きにメガネが邪魔になることが心配に。
そこで、思い切ってコンタクトデビューを決意!近くのショッピングモールにあるコンタクト販売店を訪れることにしました。
眼科を受診し有名なお店で有名なコンタクトを購入!
まずは眼科で処方箋をもらい、そのまま併設されている有名なコンタクトショップへ。知っているブランドの方が安心だと思い、聞いたことのある有名なワンデーコンタクトを選びました。
購入する際、店員さんから「まとめ買いや定期便の方がお得ですよ」とすすめられ、とくに疑問も持たずに定期便を契約することにしました。
お会計で血の気が引く…
割引がきくとのことで、アプリのダウンロードや会員登録を必死に済ませ、いざ会計の画面を見た瞬間、血の気が引きました。1年分の費用として「約7万円」、メガネの3倍以上となる金額です。
しかしこれまで丁寧に案内してくれた店員さんの前で、「やっぱりやめます」とは言い出せず、結局そのまま購入してしまいました。
さらに家でもトラブルが…
帰宅後、さっそくコンタクトを装着してみたものの、目に違和感や痛みが生じてうまく入らず、すぐに外すことに…。初めてだから慣れていないだけかと思い、数日間何度も挑戦しましたが、結局改善されず目が痛くなるばかりでした。
不安になって親に相談したところ、「合わないコンタクトをなぜ購入したの?」と指摘され、自分でも下調べが不足していたと痛感。さらに「無理に使い続けるのは眼に負担がかかる」とも言われ、悩んだ結果、返品することを決めました。
返品できてホッとする
幸い、まだ返品可能期間内だったため、再びお店に足を運んで返品手続きをしました。無駄になりかけた7万円が戻ってきて、心からホッとしました。
文末へ続く・・・
(その後の結末とお得に買う方法もお見逃しなく!)
※間違えてコンタクトを購入した場合、返金前の注意点は「【返品可能?】間違えてコンタクトを買ってしまった…返品特約・返金特約有りのショップをご紹介」で確認しておきましょう。
★コンタクト購入完全ガイド★
初めてのコンタクトの買い方
初めてコンタクトを購入する際には、失敗を防ぐためにしっかりと下調べをすることが大切です。ここからは、コンタクトが購入できる場所や、初めて購入する際に必要な持ち物などを詳しく解説していきます。
【コンタクトが売っている場所】
コンタクトってどこで買えるの?
コンタクトレンズは、以下のようなさまざまな場所で購入できます。
購入場所 | 特徴 |
---|---|
眼科 | 診察を受けたその場で購入できることが多く、初めての方には安心 |
コンタクト専用ショップ | 専門スタッフが対応してくれるため、相談しながら選びやすいのが特徴 |
ドラッグストア | 数は少ないが定番商品は販売、ただし相談は難しい場合が多い |
雑貨屋 | 一部の雑貨屋で取り扱いがあることもありますが、種類が限られる |
通販サイト | 度数やBC(ベースカーブ)、DIA(レンズ直径)から検索できるため、購入できる幅が広く、自分に合ったコンタクトを見つけられる |
通販サイトでの購入方法や注意点は、「【初心者必見】通販サイトでコンタクトを買う方法・流れのポイントは?」をチェック!
【コンタクト購入に必要なもの】
初めての人は眼科で「装用指示書」をもらいます
コンタクトを初めて購入する際には、眼科で「コンタクトレンズ装用指示書」をもらってからにしましょう。医師にコンタクトレンズを着用したい旨を伝えると、目の状態を診察した上で適切な指示書を発行してもらえます。
「コンタクト装用指示書」って何?
「コンタクト装用指示書」とは、眼科で発行されるいわゆるコンタクトレンズの処方箋のようなものです。
コンタクトレンズは高度管理医療機器に該当するため、度数やベースカーブなどが記載された指示書に合わせて購入しなければいけません。
コンタクトレンズは瞳に直接装用するため、誤った使用方法を続けると眼病を引き起こす可能性があります。そのため、厚生労働省により「高度管理医療機器」として厳しく管理されているのです。
コンタクト装用指示書は、推奨されるコンタクトの度数(PWR)や瞳のカーブ(BC)、度数などが詳細に記載されており、自分の目にまつわる情報が詳しく書かれています。
自分の目に合ったコンタクトを選ぶための重要な基準となるので、眼科から発行されたコンタクト装用指示書は、無くさないで取っておくようにしましょう。また、視力は日々の生活習慣によって変動する可能性があるため、3ヶ月に1回は眼科へ検査にいくことが推奨されています。
視力と度数による違いを詳しく知りたい方は、「コンタクトレンズの度数って何?調べ方もご紹介」でも詳しく解説していますので、ご参考ください。
「装用指示書」と「処方箋」は違うの?
「コンタクト装用指示書」とはいわゆる処方箋にあたるものですが、厳密にいうと少し異なります。
たとえば、風邪をひいたときに薬をもらうためには、医師から薬の量や処方日数などが記載された処方箋を発行してもらいますよね。一方で、「装用指示書」は、目に適したコンタクトの情報が記載された購入時の目安となる資料なので、処方箋ほど厳密ではありません。
コンタクトの購入に処方箋は必須ではありません。
装用指示書はコンタクト購入をスムーズに進めるための参考情報として活用されますが、正式な医療書類ではないため、コンタクトを購入する場合は必須でない場合もあります。
一部の店舗や通販サイトでは装用指示書の提出が求められることもありますが、法的に提出義務があるわけではありません。そのため、一度眼科で装用指示書を発行してもらい、自分の目のデータを把握していれば、ネット通販などでも問題なく購入できます。
ただし、眼科で診察を受けたからといって、どのようなコンタクトレンズを選んでも良いわけではありません。瞳の負担を抑え眼の健康を守るためには、装用指示書に記載された情報に合わせて購入することが大切です。
コンタクトレンズの処方箋提出について詳しく知りたい方は、「処方箋不要でコンタクトレンズが買える?その理由とメリット・デメリットを解説!」をご覧ください。
【初めての眼科受診】眼科では何をするの?
それでは実際に、どのような流れでコンタクト装用指示書をもらえるのか、眼科を受診した際の流れをご紹介します。
受付・問診表の記入
受付で保険証やマイナンバーを提示し、問診表を記入します。問診表には、目に関する悩みや希望するコンタクトの種類、既往歴などを記載します。
検査
診察の前に視力検査を行い、左右の視力に差がないか、乱視などはないかをチェックしていきます。必要に応じて、ドライアイを調べる涙液検査や、角膜の最も内側にある内皮細胞の状態を調べる角膜内皮細胞検査を行い、コンタクト装着時の安全性や適合性をしっかり確認していきます。
診察
医師が実際に眼の状態を確認し、瞳に傷がついていないか、コンタクトを装用しても問題ないかなど、最終的なチェックを行います。検査結果も照らし合わせ、コンタクトの使用を許可されれば、ここでやっとコンタクトレンズを装用できるようになります。
コンタクト装用後の確認
検査結果で出た視力に合わせ、実際にコンタクトを装用してみます。装用感や視界の確認を行い、問題がないか医師が丁寧にヒアリングします。装用に問題がなければ、瞳のデータが記載された「コンタクト装用指示書」を発行してもらい終了です。
フィッティングしたコンタクトをその場で購入したい場合は、医師に伝えればスムーズに購入できます。また、通販サイトで購入を希望する場合も事前に医師に相談し、注意点や適切な選び方を教えてもらいましょう。
定期健診
コンタクト装用指示書を発行してもらったからといって、眼科へ通院する必要性がなくなるわけではありません。コンタクトを装用している間は、3ヶ月に1回を目安に眼科へ行き、定期的に検診を受けるようにしましょう。
【初めての眼科準備】眼科を受診する時の持ち物
- ・現金
- ・保険証/マイナンバーカード
- ・診察券(作成してある場合)
- ・医療証(子ども医療証、公費負担医療受給者証などあれば)
- ・お薬手帳
- ・使用しているメガネやコンタクト
- ・メガネやコンタクトの詳細が記載されているパッケージや箱
注意点として、キャッシュレス決済に対応していない可能性も考えて、現金は必ず持っていくようにしましょう。また、これまで使用していたメガネやコンタクトレンズがある場合、現物と情報が記載されたデータがあるとスムーズに受診できます。
コンタクトレンズの装用指示書の発行には保険が適応されます。マイナンバー保険証(健康保険証)を必ず持参しましょう。
★初期費用★初めてコンタクトを購入するのに必要なお金はいくら?
初めてコンタクトを購入する際、5,500~8,500円程度がかかります。購入するコンタクトの種類によって異なりますが、ケア用品も合わせると10,000円程度は準備しておくと安心かもしれません。
眼科の初診費用
眼科を受診する場合、初診として必要な費用相場は1,500円前後が平均となっています。別途検査が必要な場合、さらに加算されますので、「最低でも3,000円程度」は準備しておきましょう。
それぞれ計算した表を、「初めてのコンタクト購入に必要な費用は?値段を安く抑える方法も解説!」でも詳しく記載していますので、詳細を確認したい方はご覧ください。
1日使い捨て(ワンデー)コンタクトの値段
1日使い捨てコンタクトの費用相場は、両目30日分で4,000~7,000円程度ですが、通販サイトですと両目30日分が3,000~4,000円前後で購入できるものもあります。
「コンタクトレンズの値段一覧!メーカー・ブランドを比較【1day/2week】」でお得に購入できるコンタクトを解説していますので、迷った際はこちらもご参考ください。
★コンタクトレンズの種類★
コンタクトレンズの種類を、「素材」「使用期間」「目的」に分けてご紹介します。
- ・ソフトコンタクトレンズ/ハードコンタクトレンズ
- ・一日使い捨て/2週間使い捨て
- ・近視・遠視/乱視/遠近両用
それぞれどのような方が選ぶべきなのか、詳しく解説していきます。
ソフトコンタクトレンズ/ハードコンタクトレンズ
コンタクトレンズには、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズが存在します。「ハードとソフト・コンタクトの違い」でも解説していますが、おもにレンズの柔軟さが異なります。
ソフトコンタクトレンズの特徴
ソフトコンタクトレンズはやわらかい素材で作られており、装用感が快適で、初心者でも使いやすいのが特徴です。
ハードコンタクトレンズの特徴
ハードコンタクトレンズは硬いプラスチックで作られているのが特徴です。装用感には慣れが必要ですが、適切に使用すれば長期間使用できるため、コストパフォーマンスが良いのが魅力の1つです。
参考
一日使い捨て/2週間使い捨て
コンタクトレンズには、それぞれ使用期間が設定されており、大きく分けて一日使い捨て(ワンデー)と2週間使い捨て(2week)があります。
使用期間については、「【注意】コンタクトレンズは使用期間とは?使用期限との違いを解説」でも詳しく解説していますので、こちらもご参考ください。
一日使い捨て(ワンデー)と2週間使い捨て(2week)の主な違いは、使用期間だけではなく、「ケア方法」「コスト」「装用感」などが異なります。
ワンデーは1日限りの使い捨てで、毎日新品を使用するため、レンズを毎回洗浄する必要がありません。旅行やスポーツ時などでも便利ですが、2weekと比べるとコストが高めといったデメリットがあります。
一方、2weekは1ペアを2週間使用するタイプです。毎日レンズの洗浄を行う必要がありますが、コストパフォーマンスが良いメリットがあります。ただし、ケア不足による汚れや感染のリスクがあり、装用感がワンデーより劣ってしまう懸念点があるので注意が必用です。
自分にあったコンタクトを見つけ、同じものを使い続けるのであれば2weekの方が費用を抑えられますが、初めてコンタクトを購入する方はワンデーから初めてみましょう。
ワンデーと2week、それぞれおすすめの方は「1dayと2weekコンタクトレンズの違いやコスパを徹底比較」でもご紹介しています。コストパフォーマンスの比較もしているので、ぜひご参考ください。
近視・遠視/乱視/遠近両用
最後に、1番の目的である矯正についても、「近視・遠視」「乱視」「遠近両方」など、さまざまな種類があります。それぞれの特徴は、以下の通りです。
種類 | 特徴 |
---|---|
近視 | 遠くがぼやけて見え、近くははっきり見える |
遠視 | 近くが見えにくく、遠くもぼやけることがある |
乱視 | 物が歪んで見える、焦点が合わない(近くも遠くも見えにくい) |
遠近両用 | 近くも遠くも焦点が合わせられない(加齢による老視などの影響で起こる) |
自分の眼の状態は眼科で教えてもらえますので、眼の状態に合ったコンタクトを購入するようにしましょう。
また、矯正用のコンタクトレンズは、クリアレンズだけではなく、カラコンもあります。
カラコンをご検討の方は、「初めてのカラコンを応援!おすすめ基礎知識&初心者のお悩み解決◎」もチェックしておくと安心です。
★コンタクトの選び方★
コンタクトの購入で迷った際は、「1日使い捨て(ワンデー)」がおすすめです。
選び方のポイントは、自分の目に合うフィット感と快適さ。酸素透過率が高いものは乾燥しずらく、含水率は装着感に影響します。また、ベースカーブ(BC)と直径(DIA)は、目の形に合ったものを選ぶのが重要です。
BCやDIAの詳細については、「コンタクトって種類あるの知ってる? (BC/DIA・AX/CYL編)」をご参考ください。コンタクトの購入に必要な知識や詳しい用語をギュッとまとめて解説しています。
★初めてコンタクトをつける人におすすめの使い捨てコンタクトレンズ★
とはいえ、初めての方は覚えることや気を付けなければいけない点も多く、「なかなか決められない…」とお悩みの方も多いでしょう。そこで、初めてコンタクトをつける人におすすめしたい、使い捨てのコンタクトを3つご紹介します!
ワンデーアキュビューモイスト [90枚入り] (近視)
ワンデーアキュビューモイストは、眼にたっぷりと酸素を届けられるよう、レンズ中心部の薄さが0.084mmに抑えられたコンタクトです。薄くてやわらかいだけではなく、保湿成分も含まれているので、1日中レンズをつけても快適な着け心地◎
使用期限 | 1day | 枚数 | 90枚 |
---|---|---|---|
価格 | ¥6,395(税込) | DIA | 14.2mm |
中心厚 | 0.084mm | BC | 8.5mm |
含水率 | 58.0% | 度数 | ±0.00~-12.00 |
<口コミ>
- つけてないみたいに軽い!コスパも良くてありがたい!
- 引用:シルチカ
- 近視レンズを探していたところ、こちらの商品に出会いました!乾きもないのでまたリピートお願いします♪
- 引用:シルチカ
マイデイ[30枚入り] (近視)
マイデイは、アクアフォームテクノロジーによって、高い酸素透過率とやわらかさを実現したコンタクト◎水分を多く含むハイドロゲル素材によって、長時間つけてもうるおいが続くと言われています。まるで裸眼のようなやさしい着け心地。
使用期限 | 1day | 枚数 | 30枚 |
---|---|---|---|
価格 | ¥2,600(税込) | DIA | 14.2mm |
中心厚 | 0.08mm | BC | 8.4mm |
含水率 | 54% | 度数 | ±0.00~-12.00 |
<口コミ>
- 目が乾きにくい!!ほとんどのコンタクト合わなかったのに、これならセーフ。正直、他のコンタクトは考えられないくらいお気に入りです!!
- 引用:シルチカ
- スマートシリコーン素材のおかげか、着用していて目薬が必要になることもなく違和感なく1日過ごせました♪
- 引用:シルチカ
デイリーズ トータル1 [30枚入り] (近視)
まるでコンタクトをつけていないような感覚になる生感覚レンズ。デイリーズ トータル1は、レンズ表面がなんと含水率100%!さらに、快適さを保つために33%の部分がサンドイッチ構造でしっかりと挟み込まれています。着け心地の良さと乾燥のしづらさを両立したコンタクト◎
使用期限 | 1day | 枚数 | 30枚 |
---|---|---|---|
価格 | ¥3,358(税込) | DIA | 14.1mm |
中心厚 | 0.09mm | BC | 8.5mm |
含水率 | 33.0% | 度数 | ±0.50~-10.00 |
<口コミ>
- すごい!とにかくつけてる感じがしない!
- 引用:シルチカ
- ネームバリューがあって安心!使い心地もさいこうです!!
- 引用:シルチカ
もっとおすすめのコンタクトが知りたい方は、「【総まとめ】ワンデーコンタクトおすすめランキング☆42部門☆」をチェック!
★Q&A★初めてコンタクトをつける時によくある質問!
初めてコンタクトをつける際、とくに迷いがちな質問を以下にまとめました。
Q.コンタクトは何歳からつけていい?中学生でも大丈夫?
結論からお伝えすると、コンタクトレンズに年齢制限はありません。ただし、コンタクトは正しい装用方法や衛生管理を守らないと、角膜炎や目の乾燥などのトラブルを引き起こす可能性があります。そのため、しっかりと自己管理ができるようになってからの使用がおすすめされています。
中学生になると、学校生活や部活動を通じてルールや責任を理解し、清潔に保つ習慣が身についているため、コンタクトの管理も適切に行いやすくなります。
また、目の不調を知覚し、眼科医に適切に伝えられる能力も備わっている頃でしょう。
したがって、自己管理ができる能力が十分に身についているならば、中学生でもコンタクトをつけることは可能です。
中学生がコンタクトデビューする前には、「【親必見】中学生からコンタクトを始める時に読むコラム」にも目を通しておきましょう。本人だけではなく、親が気を付けたいポイントについても記載しています。
Q.コンタクトは何歳まで使っていい?
コンタクトに年齢制限はないため、何歳になっても使用できます。最近は40~60代からコンタクトデビューする方も多くなってきており、幅広い年代の方がコンタクトを使用しています。
とくに近年では、美容や健康意識の高まりを背景に、「運動時の利便性を求めてコンタクトに切り替える」というケースも見られます。年齢を問わず、自分のライフスタイルに合わせて快適に使えるのがコンタクトの魅力です。
ただし、加齢に伴う目の状態変化を考慮し、眼科医の指導のもと適切に使用しましょう。40代以降の方がコンタクトデビューする際は、「【40代以上の方へ】コンタクトレンズに年齢の限界ってあるの?やめた方がいいタイミングとは?」もご覧ください。
Q.老眼用のコンタクトを初めて使いたいのですが、どうすればいいですか?
老眼用のコンタクト(遠近両用)を使用したい場合、まずはかかりつけの眼科に相談してみましょう。そのまま眼科で購入できるケースも多いですが、よりコストを抑えたい場合は通販サイトでの購入を検討してもいいかもしれません。
その場合、眼科で発行されるコンタクト装用指示書の、「度数(Sphere/SPH)」「加入度数(Add/Addition)」の項目を見てみましょう。度数は遠くを見るための度数、加入度数は、近くを見るための度数です。
老眼用(遠近両用)のコンタクトは、近視用や遠視用とは異なり、1枚のレンズに複数の度数が組み込まれています。そのため、ネット通販で購入の際には、2つの数値を入力して注文するようになります。
たとえば、ご自身の老眼度数が「SPH -3.00 ・ Add +1.50」だった場合、度数の矯正力を示す「PWR-3.00」「ADD+1.50」となります。一般的に度数は「PWR」「P」「D」などで表記されており、加入度数は「ADD」「MED」「HI」「LO」などで表記されていることが多いです。
注意点として、中にはADDが「HIGH/LOW」など、2パターンしか選択できない商品があります。「HIGH|MAX+2.50」「LOW|MAX+1.50」と注意書きがあった場合は、ADDが1.50未満の方はLOW、1.60~2.50の方はHIGHを選択するようにしましょう。
その他、遠近両用のコンタクトにおける注意点は、「【老眼の方必見】遠近両用コンタクトに慣れるまでの注意点」にも記載しています。見え方に慣れるまでの注意点やケア方法についと詳しく解説していますので、ぜひこちらもチェックしてください。
Q.コンタクトを初めて作る時には眼科の予約は必要?
予約の必要性は眼科によって異なります。予約制の眼科もあれば、直接来院で対応してくれるところもありますので、事前に電話やウェブサイトで確認しておきましょう。
注意点として、初めて眼科でコンタクトを作る際には、検査や問診、実際にコンタクトを装用してみるフィッティングなどで思ったより時間がかかるケースも多いです。
予約なしで来院すると待ち時間が長くなったり、コンタクトが手元に届くまでに時間がかかる場合もあるため、可能であれば予約を取ることをおすすめします。
Q.コンタクトを目に入れる時のコツは?
コンタクトを装用する際、とくに注意したいのはレンズの裏表を確認することです。
レンズが正しい向きでないと装用時に違和感が生じたり、目に負担がかかることがあります。正しい向きの場合、指に乗せたレンズは滑らかな丸いお椀型になっていますが、裏返っていると縁が外側に広がった形状になります。
コンタクトの装用方法については、こちらで入れ方と外し方を詳しくご紹介していますので、合わせてご確認ください。
Q.コンタクトレンズのデメリットを教えて!
コンタクトレンズのデメリットは、正しい使用方法を守らないと眼の負担になることです。
とくに、2週間使い捨てタイプなどの定期交換型レンズの場合、毎日のこすり洗いやすすぎなどのケアを怠るとレンズに汚れが蓄積し、眼感染症や角膜炎のリスクが高まります。
また、使用期間を問わず、長時間の装用や就寝中の使用も目の乾燥や酸素不足を引き起こし、目の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
安全かつ快適に使用するためには、眼科医の指導をしっかり守り、適切なケアを徹底するようにしましょう。
Q.コンタクトレンズが使用できない人はいる?
基本的にコンタクトレンズは誰でも使用できますが、眼に異常がある場合や適切な使用が難しい方は、不適応と判断されるケースがあります。
たとえば、結膜炎や角膜炎などの炎症が生じている場合、コンタクトレンズの装用が症状を悪化させる可能性があります。重度のドライアイの方も、レンズの装用中に強い不快感が生じたり、目の乾燥が悪化したりすることがあるため注意が必要です。
また、小学校低学年のお子様の場合、トラブルが発生してもその状況を正確に保護者へ伝えることが難しいため、安全性の観点から装用が推奨されない場合があります。とくに日常生活で不便を感じないのであれば、小学校高学年から中学生くらいの年齢での装用が適しているでしょう。
Q.どうしてコンタクトレンズをつけるとよく見えるの?
コンタクトレンズは、メガネと同じように光の屈折を調整することで視力を矯正しているためです。
人の目は、角膜と水晶体が光を屈折させることで網膜に焦点を結び、物をはっきりと見る仕組みになっています。しかし、近視や遠視、乱視などがある場合、光の焦点が網膜上に正しく結ばれずぼやけて見えてしまいます。
コンタクトレンズは、角膜の表面に直接装着することで、光が網膜に正確に届くように屈折を補正しているため、視界がクリアになって見えるのです。メガネと比較すると角膜に近い位置にあるため、さらに広い視界が得られるのも特徴の1つです。
初めてのコンタクト失敗談の続き…
コンタクトレンズの基礎知識を押さえたところで、冒頭でお伝えした失敗談の続きをお話しします。
眼科の装用指示書は使える!あとはどこで何を買おう?
ショップでの返金が終わり、再び「コンタクトをどこで買うか」「どのコンタクトを購入するか」という選択に戻ってきました。幸いなことに、眼科で発行された装用指示書はそのまま使えるため、購入場所と商品選びを慎重に検討できるようになります。
今回の失敗を活かし、次のコンタクトショップへ行く前に情報収集をすることにしました。
え、ネットの方が安いんだ!
ネットでコンタクトを検索してみると、いくつかの通販サイトがヒット。あれ、ショップで購入するよりも安いぞ…?と、ここで気付きます。
初めは「ネット購入って大丈夫なのかな」と少し不安もありましたが、口コミやレビューを見ていくうちに、しっかり選べば問題ないことがわかってきました。
そんな中で見つけたのが「シルチカ」という比較サイト。ここでは、価格だけでなく、販売元の信頼性や商品の詳細も簡単にチェックできるので安心感がありました。実際に眼科で発行された装用指示書に記載されている情報を入力すると、自分に合ったコンタクトがいくつか候補として出てきたのです。
しかも、驚いたのはその価格。店舗で購入すると1年で7万円近くかかったコンタクトが、ネットでは2~3万円程度で手に入るものもあるという事実に衝撃を受けました。これなら試してみる価値があるかもしれないと思い、いくつかの候補をじっくり比較することにしました。
高度管理医療機器承認番号があるなら安心だね!
購入するサイトを決める際に気をつけたのは、「高度管理医療機器承認番号」が記載されているかどうか。この番号があると、厚生労働省の基準をクリアした正規品だという証明になるので、品質面で安心です。また、販売元が信頼できるかどうかも調べ、正規代理店であることを確認しました。
いざ注文すると、届いた商品のパッケージにはきちんと承認番号が記載されており、安心して使えると実感。今回選んだコンタクトは装用感も良く、違和感もなかったため、継続して使い続けることにしました。
この経験を通して、コンタクト選びには「情報収集」の重要性をあらめて実感しました。焦ってその場で購入を決めるのではなく、装用指示書を活用して自分に合う商品をじっくりと探すことが、失敗しないコンタクト購入のコツです。
また、通販サイトも販売元や商品情報をしっかりチェックすれば、安心して利用できるうえ、実店舗よりもコストを大幅に削減できるという大きなメリットがあります。1度はヒヤッとしましたが、結果的にコストを抑えてコンタクトを購入できたので、良い勉強となりました。
初めてコンタクトを買う方へ
今回は、結果的にコストを抑えながら、自分にぴったりのコンタクトを見つけられた失敗談をご紹介しました。しかし、このようなケースは珍しくなく、初めてのコンタクト選びでトラブルに直面する方も少なくありません。
たとえば、情報不足のまま購入を進め、自分の度数や目の状態に合わないコンタクトを選んでしまった結果、装用時に不快感や視界のぼやけが生じたケース。また、購入後に返品を考えたものの、返品期間を過ぎてしまい、結局使えない商品が手元に残ってしまうといったこともあります。
こうしたトラブルを避けるためには、購入前にしっかりと情報収集を行い、眼科で発行された装用指示書をもとに、自分に合ったコンタクトを慎重に選ぶことが重要です。
購入場所については、実店舗での購入と通販サイトを比較して、自分に合った方法を選びましょう。実店舗では直接相談できる安心感がありますが、通販サイトでは費用を抑えやすいというメリットがあります。
ただし、通販を利用する場合は信頼できる販売元を選び、「高度管理医療機器承認番号」が記載されている商品を選ぶことで、安全性を確保することが大切です。
もし「こんなときはどうしたらいいの?」とお悩みの際は、他にも情報が盛りだくさんの、シルチカのコラムを覗いてみてください。きっとお悩みを解決できる情報があるはずです!
この記事を書いた人シルチカ探偵
SILCHIKAはコンタクトレンズの価格、送料、ショップ特徴など気になる情報を公平、且つ、中立的な立場でお届けしています。
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