【2022年】目に優しいコンタクトレンズ ランキング
コンタクトレンズは、直接目に入れて使うものです。長い時は1日中使う場合もあり、「目に負担がかかっているのでは…?」と不安に思いながら使っている方もいると思います。
目に負担をかけないためには、できるだけ目に優しいコンタクトレンズを選ぶことが大切です。では、目に優しいとはレンズとは具体的にどんなものなのか、また目に優しいオススメのコンタクトレンズについてランキング形式で紹介していきます。
1.目に優しいコンタクトレンズのポイントは?
2.目に優しいのはワンデー?2ウィーク?
3.目に優しいコンタクトレンズおすすめランキング
4.目に優しいコンタクトレンズを選んで、目の健康をキープ
5.よくある質問
目に優しいコンタクトレンズのポイントは?
一見全て同じに見えますが、商品ごとにレンズ素材や機能が異なります。
そのため、商品ごとの特徴に着目し、目に負担がかかりにくいかどうかを見極めることが大切です。
ここからは、目に優しいコンタクトレンズを選ぶためのポイントを紹介します。
酸素をたくさん通す
身体の細胞が酸素を必要としているように、目の角膜も酸素を必要としています。本来酸素は血液によって運ばれますが、角膜には血管が通っていません。そのため、空気中から涙に溶け込んできた酸素を吸収して、代謝エネルギーとして活用しています。
コンタクトレンズを装用すると、レンズが壁となり、酸素不足になりやすくなります。酸素が不足すると、角膜の代謝が落ち、様々なトラブルを引き起こす原因になると言われています。
目の酸素不足を防ぐためには、「酸素透過率」を確認しましょう。「酸素透過率」とは、レンズがどれだけ酸素通すことができるかを示す指標です。
目の健康を維持しながら使える酸素透過率の目安は、最低「24.1」だと言われています。
酸素透過率の値が高いほど、レンズが酸素をたくさん通すということだそうです。また、レンズ内に水分を多く含むほど、酸素を多く媒介することができるため、高含水レンズかどうかもポイントです。
酸素透過率については以下の記事で詳しく解説しています。
レンズがうるおいを保つ、乾きにくい
コンタクトレンズは、涙の層を分断し、浮いている形で装用するので、涙の層は薄くなってしまうそうです。
涙の層が薄くなることで不安定になってしまい、涙が蒸発しやすくなります。涙だけでなく、コンタクトレンズ内の水分も蒸発してしまうと、失った水分を補填するために、レンズが涙を吸収してしまいます。
涙がレンズに吸収されることで、より涙の量が減ってしまい、目が乾燥してしまいます。目が乾燥すると、不快感や違和感、痛み、かすみなどの症状が出て、快適に過ごすことができません。
より乾燥しにくいのは低含水レンズだと言われています。低含水レンズは、レンズ内に含まれる水分が少ないため、蒸発していく水分も少なく、補填される涙の量が少ないのだとか。
また、保湿成分などを含んでいる商品を選べば、よりレンズのうるおいを保つことができます。
参考:Menicon「目が頻繁に乾く!ドライアイのセルフチェックとコンタクトレンズの選び方」
UVカット
紫外線は、肌の日焼けなど、肌の影響だけでなく、目にも影響を及ぼします。
例えば、目に紫外線が当たると、角膜がダメージを受け炎症を起こし、痛みや充血などの症状を引き起こす可能性があります。
一晩経てば治る症状もありますが、長期的に紫外線によるダメージを蓄積してしまうと、「白内障」や「瞼裂斑(けんれつはん)」「翼状片(よくじょうへん)」などのトラブルを引き起こす原因になります。
中には視力に影響を及ぼす場合もあるので、注意が必要です。
コンタクトレンズの中には、レンズに紫外線をカット機能がある商品があり、つけるだけで紫外線対策の一環になります。
サングラスなどとは違い、目に直接つけているため、隙間から紫外線が侵入するということが少ないのも特徴です。
ハイスペックコンタクトレンズ
ハイスペックコンタクトレンズとは、レンズ素材の中でもシリコーンハイドロゲル素材を使ったコンタクトレンズを指します。
シリコーンハイドロゲル素材を使っているコンタクトレンズは、レンズ自体が酸素を通すことができ、目が酸素不足になりにくいと言われています。
また、素材そのものが酸素を通すため、コンタクトレンズ内に含む水分量を最小限に抑えることが可能です。
酸素をたくさん通すことと、乾きにくいことを両立している、より目に優しい素材です。
参考:Menicon「従来品よりも目に優しい!シリコーンハイドロゲルの3つの特徴」
目に優しいのはワンデー?2ウィーク?
コンタクトレンズは、ワンデータイプと2ウィークタイプに分かれます。
ワンデータイプは1日使い捨て、2ウィークタイプは2週間使い捨てのコンタクトレンズです。
それぞれの特徴は以下の通り。
ワンデータイプ
ワンデータイプは翌日には新しいレンズに交換できるため、常に清潔な状態でコンタクトレンズを利用することができます。レンズケアの必要がないため、手軽に利用することができます。
ただし、費用が高くなりがちです。
2ウィークタイプ
同じレンズを2週間連続で使うため、コストパフォーマンスに優れています。
1日の使い終わりには、洗浄と消毒が必要になります。ケアを怠ると汚れが付着したままになってしまい、そのままつけてしまうと、視界不良やトラブルの原因になります。
ワンデータイプと2ウィークタイプを比較すると、より目に優しいのは、常に新しいレンズを使うことができるワンデータイプです。
2ウィークタイプはきちんと毎日ケアをする必要があり、落としきれない汚れが蓄積してしまう可能性があります。
ワンデーは常に新しいレンズを使うことができるので、汚れが蓄積する心配はあまりないとのこと。
汚れもトラブルの原因になるため、清潔に使うことができるかどうもポイントです。
目に優しいコンタクトレンズおすすめランキング
今回、酸素透過率と含水率に着目して3商品のコンタクトレンズ選びました。
では、シリコーンハイドロゲル素材を使用した、目に優しいコンタクトレンズをランキング形式で紹介します。
1位:デイリーズトータルワン
酸素透過率が156と非常に高い、ワンデータイプのコンタクトレンズです。また、含水率については、レンズのコア部分は33%と低含水ですが、表面は100%近くの含水率となっています。
目に触れる部分はうるおいたっぷりのため、快適なつけ心地です。
レンズ内には、涙液に含まれる「フォスファチジルコリン」という成分を含有しており、涙と馴染みやすい設計です。また、「マーティアーズTMテクノロジー」によって涙の蒸発を防ぎ、長時間つけていても、ずっとうるおいを維持してくれます。
2位:ワンデーアキュビューオアシス
酸素透過率が121と高いレンズです。含水率は38%と低含水。加えて、紫外線をカットする機能がついています。紫外線A波を約96%、紫外線B波を約99%カットし、紫外線から目を守ってくれます。
レンズ内には、涙に含まれる成分に似た保湿成分を配合しており、涙と一体化して、乾きを抑制してくれます。
レンズ表面が非常に滑らかで、まばたきをしても摩擦が起こりにくく、目に負担がかからないのも、目に優しいレンズであるポイントです。
3位:ワンデーアキュビュートゥルーアイ
酸素透過率が118と高いコンタクトレンズです。含水率は46%と上記2つのコンタクトレンズより少し高めです。オアシスと同じように、紫外線A波を約96%、紫外線B波を約99%カットすることが可能。
また、レンズ表面が人の目と同じ柔らかさとなっており、まばたき時にかかる目の負担が少ないです。レンズのエッジ部分が薄く、段差が少ないため、まばたき時にまぶたがレンズに引っ掛かりにくく、より自然なつけ心地となっています。
目に優しいコンタクトレンズを選んで、目の健康をキープ
今回は、おすすめの目に優しいコンタクトレンズを紹介しました。
コンタクトレンズは使っていると目に負担がかかりやすいため、より負担がかかりにくいレンズを選ぶことが大切です。
この記事を参考に、目に優しく、自分の目に合ったコンタクトレンズを選んでください。
おすすめコラム
・まとめ買い、イイコトいっぱい。
・初めてのコンタクトレンズガイド!これを読めば一安心!
・【JINS1DAY】あのJINSのコンタクト!?
・【WAVE】あなたはうるおい派?軽さ派?
・コンタクトって種類あるの知ってる? (BC/DIA・AX/CYL編)
構成/SILCHIKA編集部
よくある質問
Q. デイリーズトータルワンの酸素透過率は?
A. デイリーズトータルワンの酸素透過率は156です。
含水率はレンズのコア部分が33%、表面は100%近くの含水率となっています。
Q. ワンデーアキュビューオアシスの含水率は?
A. ワンデーアキュビューオアシスは含水率が38%と低含水ですが、酸素透過率は121と高いです。
紫外線A波を約96%、紫外線B波を約99%カットし、紫外線から目を守ってくれます。

この記事を書いた人シルチカ探偵
SILCHIKAはコンタクトレンズの価格、送料、ショップ特徴など気になる情報を公平、且つ、中立的な立場でお届けしています。
毎日が素敵なお買い物になるよう"知る" をもっと "近く" に。溢れる情報から、本当の最安値をスマートに。