【2024年】目に優しいコンタクトレンズ ランキング
目に負担をかけないためには、できるだけ目に優しいコンタクトレンズを選ぶことが大切です。では、「目に優しいレンズ」とは具体的にどんなものなのか、また目に優しいおすすめのコンタクトレンズについて紹介していきます。
目次
目に優しいコンタクトレンズのポイントは?
一見すると、コンタクトレンズはすべて同じに見えますが、商品ごとにレンズ素材や機能が異なります。そのため、商品ごとの特徴に着目し、目に負担がかかりにくいかどうかを見極めることが大切です。
ここからは、目に優しいコンタクトレンズを選ぶためのポイントを紹介します。
酸素をたくさん通す
本来、酸素は血液によって運ばれますが、目の角膜には血管が通っていません。そのため、空気中から涙に溶け込んできた酸素を吸収して、代謝エネルギーとして活用しています。
しかし、コンタクトレンズを装用すると、レンズが壁となり、酸素不足になりやすくなります。そして、酸素が不足すると、角膜の代謝が落ち、さまざまなトラブルを引き起こす原因になると言われています。
このような目の酸素不足を防ぐには、「酸素透過率」を確認しましょう。酸素透過率とは、レンズがどれだけ酸素通すことができるかを示す指標で、目の健康を維持しながら使える酸素透過率は、最低「24.1」だと言われています。
酸素透過率の値が高いほど、レンズが酸素をたくさん通すことを意味するので、レンズを選ぶ際はこれを目安とすると良いでしょう。
酸素透過率については以下の記事で詳しく解説しています。
レンズがうるおいを保って乾きにくい
コンタクトレンズを使用すると、裸眼のときと比べてレンズ表面の涙の膜が薄くなり、涙が蒸発しやすくなります。また、レンズ表面とまぶたの粘膜がこすれることによる異物感やコンタクトそのものによる異物感、そしてレンズ表面についた汚れなども目の乾燥感の原因です。
よって、コンタクトをつけることによる目の乾燥を防ぐには、目が乾きにくいコンタクトレンズを選びましょう。
UVカット機能がある
紫外線は、肌だけでなく、目にも影響を及ぼします。
例えば、目に紫外線が当たると、角膜がダメージを受け炎症を起こし、痛みや充血などの症状を引き起こす可能性があります。そして、長期的な紫外線によるダメージは「白内障」や「瞼裂斑(けんれつはん)」「翼状片(よくじょうへん)」などのトラブルを引き起こし、ときには視力に影響を及ぼす場合もあると言われています。
したがって、コンタクトを選ぶ際にはレンズに紫外線をカットする機能がある商品を選びましょう。
ハイスペックコンタクトレンズである
ハイスペックコンタクトレンズとは、シリコーンハイドロゲル素材を使ったコンタクトレンズを指し、レンズ自体が酸素を通すことができるため、目が酸素不足になりにくいと言われています。
また、レンズに使われるシリコーンハイドロゲル素材そのものがより酸素を通す性質があるため、コンタクトレンズ内に含む水分量を最小限に抑えることも可能です。
上記で解説した通り、目に優しいレンズを選ぶには酸素透過性が高く、かつ目も乾きにくいものを選ぶ必要がありますが、ハイスペックコンタクトレンズはこれらを両立できるため特におすすめと言えるでしょう。
目に優しいのはワンデー?2ウィーク?
コンタクトレンズには、さまざまなタイプがありますが、中でも1日使い捨てのワンデータイプと、2週間以内は専用の洗浄液でケアをしながら使う2ウィークタイプは特に需要があります。
こちらでは、ワンデータイプと2ウィークタイプそれぞれの特徴を解説したのち、どちらが目に優しいのか解説していきます。
ワンデータイプ
ワンデータイプは、1回使ったら再利用せずにそのまま捨てる1日使い捨てタイプのレンズです。毎回新しいレンズを使用できるため感染症のリスクが少なく、ケアの手間がかからないのが魅力です。
ただし、1箱あたりの費用が高額になるケースが多いため、コストパフォーマンスはあまり良くないのがデメリットです。
2ウィークタイプ
2ウィークタイプは、2週間使用したら新しいレンズに交換するタイプで、使用期間中は使い終わったあとのレンズの手入れが必要になるという手間がかかります。
しかし、毎日交換するワンデータイプと比べるとコストパフォーマンスに優れているため、日常使いしやすいのがメリットになります。
目に負担をかける心配が少ないのはワンデータイプ
上記のような特徴を持つワンデータイプと2ウィークタイプですが、目に負担をかける心配が少ないのはワンデータイプである場合が多いです
その理由は、ケアの手間がかからない点にあります。2ウィークタイプのような使用期間中のケアが必要になるコンタクトレンズは、洗浄が不十分だと汚れが付着したままになってしまい、視界不良や目のトラブルの原因になります。
したがって、目への負担軽減という観点では、常に新しいレンズを使うことができるワンデータイプの方が優れていると言えるでしょう。
しかし、先ほども解説したように、ワンデータイプはコストパフォーマンスがあまり良くないため、日常的にコンタクトレンズを使用する人にとってはかなりの費用負担になります。
ゆえに、コンタクトレンズの扱いにまだ慣れていない初心者には、目への負担を最大限に抑えられるワンデータイプが、コンタクト使用歴が長く、日々のケアも問題なく行える人には2ウィークタイプがおすすめと言えるでしょう。
ドライアイの人はコンタクトレンズによる目の乾燥に要注意!
さて、ここまで目への負担が少ないコンタクトレンズのポイントについて解説してきましたが、特にドライアイの人は目への負担を最大限抑えたコンタクトを選ぶのを推奨します。
ドライアイとは?主な症状も解説
ドライアイは、目の表面の涙の量が不足したり、バランスが崩れたりすることで、眼球が十分に潤わなくなった状態です。これにより、目が乾燥して次のようなさまざまな症状が生じるようになります。
・目が乾きやすい
・目やにが出やすい
・目に痛みがある
・ものがかすんで見える
・目がゴロゴロする
・目が充血しやすい
・目が疲れやすい
・目がかゆい
・目に不快感がある
・目やまぶたが重たく感じる など
ドライアイを引き起こす3つの原因
現在、日本では多くの人がドライアイの症状に悩まされていると言われています。
では、どうしてドライアイを引き起こすのか、その理由は次の3つです。
①まばたきの減少による乾燥
まばたきには、目の表面に涙を行き渡らせる役割がありますが、現代人はパソコンやスマホ、テレビなどのモニターを長時間見続けることが増えたため、無意識にまばたきの回数が減少しがちです。
これにより、目の表面に涙が行き渡らず、ドライアイになると言われています。
②エアコンや冬の空気による乾燥
空気が乾燥していると目の表面の水分蒸発量が多くなり、目が乾燥しやすくなります。特に、オフィスワーカーは1日中エアコンの効いた室内で過ごすことが多いので、目が乾燥し、ドライアイを生じやすくなります。
③コンタクトレンズそのものによる乾燥
日常的にコンタクトレンズを付けている人は、そうでない人に比べてドライアイになりやすいと言われています。
本来、人間の目は涙の層によって乾燥から守られていますが、コンタクトを使用するとレンズ表面の涙の層が薄くなるため、 涙が蒸発しやすくなります。また、コンタクトそのものが涙を吸収してしまい、よりドライアイを悪化させることもあります。
ドライアイの人こそ目に優しいコンタクトレンスを選ぼう
このように、現代人はドライアイになりやすく、コンタクトを使用している人は症状がより顕著に現れることがわかります。
だからこそ、ドライアイだと診断を受けたことのある人や、日常的に目の乾燥を感じている人は、より目にかける負担を抑えられるコンタクトレンズを使用する必要があるのです。
おすすめの選び方は先ほども解説したように、シリコーンハイドロゲル素材を使ったコンタクトレンズをチョイスするのが良いでしょう。こちらであれば、酸素透過性も維持しながら、目を乾燥から守ることができます。
他にも、意識的にまばたきの回数を増やしたり、加湿器などを使って部屋の湿度を上げたり、乾燥を感じたら目薬をさすのもおすすめの対策なので、ぜひやってみてください。
【種類別】目に優しいおすすめのコンタクトレンズ
それでは、ここまでの内容をふまえて、目に優しいおすすめのコンタクトレンズを種類別にご紹介します。
1day
2week
1month
乱視
遠近両用
目に優しいコンタクトレンズを選んで、目の健康をキープ
今回は、おすすめの目に優しいコンタクトレンズの解説とおすすめのコンタクトレンズを種類別に紹介しました。
コンタクトレンズは長時間使うと目に負担がかかりやすいため、より負担がかかりにくいレンズを選ぶことが大切です。
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よくある質問
Q.目に優しいコンタクトレンズとはどんな特徴がありますか?
A.コンタクトレンズの酸素透過性が高く、かつ目が乾きにくい設計のものを選ぶと良いでしょう。
Q.ドライアイなのですが、どんなコンタクトレンズを選べば良いですか?
A.目の乾燥が起こりやすいドライアイの人こそ、目に優しいコンタクトを選びましょう。中でも、シリコーンハイドロゲル素材を使っているものがおすすめです。
この記事を書いた人シルチカ探偵
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