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コンタクトが破れる原因と対処・予防法を分かりやすく解説

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    「コンタクトレンズを外したら欠けていた」「洗浄中に破れてしまった」という経験は少なくないでしょう。レンズの破損は、装用時の不快感だけでなく、目を傷つける重大なトラブルにつながる可能性があります。

    この記事では、コンタクトレンズが破れる主な原因(不適切な洗浄や爪による傷など)と、破損を未然に防ぐための正しい予防法を詳しく解説します。さらに、万が一目の中で破れてしまった際に、安全に行うべき緊急対処法と、最優先で眼科を受診すべき理由を分かりやすくご紹介します。安全で快適なコンタクトレンズ生活を送るために、ぜひご覧ください。

    目次

    コンタクトレンズが破れた・破損した時の緊急対処法

    コンタクトレンズに破損が見つかった場合や、目の中で破れてしまった場合は、目を傷つけないために迅速かつ安全な対処が必要です。

    ①破損したレンズは絶対に装用しない

    コンタクトレンズの破損を確認した場合、決してそのレンズを使用しないでください。

    • <リスク>
      破損したレンズを装用すると、レンズの欠けた部分やギザギザした部分が角膜を傷つけたり、強い異物感(ゴロゴロ感)を引き起こしたりする可能性があります。
    • <対応>
      2週間交換や月間交換などの長期使用タイプで、使用期限が残っていたとしても、「もったいない」と考えずに必ず新しいレンズに交換しましょう。

    ②目の中の欠片は清潔な水で洗い流す

    もし目の中でレンズが破れてしまい、欠片が残っている可能性がある場合は、以下の手順で取り除ける可能性があります。

    1. 清潔な洗面器を用意し、水をためます。
    2. 水に顔をつけ、水中でゆっくりとまばたきを繰り返します。
    水中でまばたきをすることで、目の中に残った欠片が洗い流されることが期待できます。

    【注意点】

    • 欠片を探すために目を強くこすったり、指などで無理に取ろうとしたりするのは厳禁です。目を傷つける原因になることがあります。

    ③欠片が取れない場合は速やかに眼科を受診する

    水でのまばたきを試しても、異物感や痛みが続く場合や、そもそも欠片が見つからない・取り除けたか不安な場合は、必ず眼科を受診してください。

    <眼科受診を推奨するケース>
    • ・欠片が取れたか不安、または取れていない場合
    • ・取り除いた後も、目の異物感や痛みが残る場合

    たとえ違和感がなくなったとしても、自分では確認できないほど小さな欠片が残っている可能性があります。目に見えない傷や炎症を防ぐためにも、自己判断は避け、眼科医の診察を受けることが重要です。

    目の中でレンズが破けると欠片が目の奥に入っちゃうって本当?

    「目の中で破れたレンズの欠片が、目の奥や裏側に入って取れなくなる」という話を聞くことがありますが、これは誤った情報だと言われています。

    眼球の構造上、白目とまぶたの裏側は「結膜のう」という袋状の膜でつながっており、外部からの異物(コンタクトレンズの欠片を含む)はここでせき止められる仕組みになっています。したがって、レンズが目の奥に入り込んでしまう心配はないとされています。

    しかし、小さな欠片がまぶたの裏に隠れていたり、折りたたまれて挟まっていたりする可能性はあるため、やはり違和感があれば眼科医に確認してもらうことが重要でしょう。

    視界に違和感がある場合の対処法について、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

    【視界に違和感を感じたら】コンタクトがずれる原因と対処法

    コンタクトレンズが破れる原因

    コンタクトレンズの破損は、主に物理的な負荷や不適切な取り扱いによって引き起こされるとされています。日々のケアや装用時に注意すべき、主な原因について解説します。

    強くこすって洗浄している

    レンズの洗浄時に強い力でこすり過ぎると、レンズ表面に傷をつけ、破損の原因となることがあります。

    • <誤った洗浄方法>
      汚れを落とそうと円を描くようにくるくると指を動かしたり、力を込めて強くこすったりすること。
    • <正しい洗浄方法>
      レンズの洗浄は、指の腹を使い、一定の方向にゆっくりと往復させるように優しく行うことが重要です。

    ・目を強くこする

    レンズを装用中に目を強くこすると、レンズに過剰な圧力がかかり、目の中でレンズが欠けたり、破れたりするリスクが高まると言われています。

    頻繁に目をこする場合の注意

    • 頻繁に目をこすってしまう場合は、花粉症、ドライアイ、アレルギー性結膜炎などの目のトラブルが発生している可能性があります。無理にコンタクトレンズの使用を続けず、メガネに切り替えるか、速やかに眼科を受診して原因を確認してください。

    スポーツなどによる外部からの衝撃

    スポーツ中にボールなどが目に当たったり、他のプレイヤーと接触したりするなど、外部から強い圧力が加わると、薄いコンタクトレンズは割れたり破れたりすることがあります。

    スポーツを楽しむ上で衝撃を完全に避けるのは困難ですが、強い力が加わると破損リスクがあることを理解し、万が一破損が疑われる場合は、速やかに装用を中止し眼科を受診しましょう。

    爪や指先の荒れ

    コンタクトレンズは非常に薄く柔らかい素材でできています。

    • <爪が長い場合>
      レンズの着脱や洗浄の際に、長く伸びた爪がレンズの表面に当たると、容易に傷がつき破損につながります。目の安全と清潔のためにも、爪は適切な長さに整え、清潔な状態でレンズに触れるよう心がけましょう。

    • <指先が荒れている場合>
      手荒れなどで指先が乾燥し、皮膚が荒れている状態も、レンズ表面を傷つける要因になります。レンズを扱う際は、指先の状態にも配慮しましょう。

    • <ハンドクリームなどが付着している場合>
      ハンドクリームなどの成分が指に残ったままレンズに触れると、レンズの表面が汚れて曇りの原因になるほか、レンズの劣化を招く可能性もあります。

    レンズ自体の問題(初期不良)

    非常にまれですが、開封したての新品のレンズに、製造過程でついた傷や欠けがある場合があります。

    もし新品のレンズを開封した時点で、傷、端の欠け、変形などが見られた場合は、それは初期不良品です。そのレンズは絶対に使用せず、購入店やメーカー(製品の製造販売元)に連絡し、交換対応を求めてください。

    コンタクトレンズが破れないようにするためには?

    コンタクトレンズが破れないようにするためには、日常の「正しい取り扱い」と「目の健康管理」を徹底することが重要です。

    正しいケアの方法を心がける

    レンズの破損は、主に洗浄・保管のタイミングで発生しやすいと言われています。以下の正しいケア方法を実践しましょう。

    コンタクトレンズの正しい洗浄方法

    コンタクトレンズの洗浄は、指の腹を使って同一方向にゆっくりと往復させるのが正しい方法とされています。

    • <NG行為>
      汚れを落とそうと強くこすりすぎたり、円を描くように指を動かしたりするのは、レンズ表面に傷をつけ、破損を招く原因となるため避けてください。

    【再確認】MPS(マルチパーパスソリューション)でのこすり洗い手順

    1. レンズを外したら、MPSを数滴かけてすすぎます。
    2. レンズを手のひらに乗せ、指の腹で優しく一方向にこすり洗いします。
    3. 再度MPSで十分にすすぎます。
    4. MPSを満たした専用ケースにレンズを入れ、蓋を閉めて所定の時間(通常4時間以上)放置・消毒します。

    コンタクトレンズの正しいケア方法については、以下のコラムでも詳しく解説しています。

    【正しく安全に】コンタクトの正しい使い方を知って快適に!重要なポイントもご紹介

    爪や指先の状態に注意する

    レンズを扱う際は、手に付着した細菌による汚染を防ぐとともに、物理的な破損を防ぐことも意識しましょう。

    1. <爪の管理>
      長い爪はレンズに触れると傷をつけるため、着脱時や洗浄時には特に注意が必要です。爪は適切な長さに切りそろえておきましょう。

    2. <指先の清潔・状態>
      手をきれいに洗い、清潔な指先で触れるのは基本です。手荒れがひどい場合は、荒れた皮膚でレンズをこすって傷つける可能性があるため、注意して取り扱ってください。

    装用中に目をこすらない

    レンズ装用中にかゆみや違和感があっても、目を強くこすらないことが重要です。目をこするとレンズに強い圧力がかかり、目の中でレンズが破損したり、ずれたりする原因になります。

    1. <かゆみ対策>
      かゆみを感じた場合は、こすらず、コンタクトレンズに対応した目薬を使って症状を抑えるようにしましょう。

    2. <目のトラブルへの対処>
      頻繁に目をこすりたくなるような強いかゆみや違和感が続く場合は、花粉症、ドライアイ、結膜炎などの目の病気の可能性があります。レンズの使用を控え、速やかに眼科を受診して専門的な診断を受けてください。
    コンタクトによるアレルギーについては以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご覧ください。

    【目の大敵!】コンタクトによるアレルギーとは?注意点もご紹介

    装用前にレンズの状態を必ず確認する

    コンタクトレンズによる目のトラブルを防ぐためには、装用前の目視チェックを習慣化することが極めて大切です。

    • ・レンズをケースから取り出したら、指先にそっと乗せ、欠け、破れ、傷、変形がないかをあらゆる角度から丁寧に確認します。

    • ・この習慣により、「レンズを外したら欠けていた」といった事態を未然に防ぎやすくなります。

    破損が見つかった場合

    • チェックの結果、わずかでも破損が確認された場合は、目の安全のため絶対に使用せず、直ちに廃棄し、新しいレンズに交換してください。長期使用タイプであっても、破損レンズの使用は目のトラブルの元になります。

    コンタクトレンズが最初から破れていたら?

    ごくまれに、新品未開封のコンタクトレンズであっても、製造や流通過程で傷や破損が生じている場合があります。このようなレンズは初期不良品として扱われます。

    初期不良品の確認と対応

    1. <絶対に使用しない>
      開封時にレンズに欠け、傷、変形が確認された場合、目の安全のため絶対に使用しないでください。たとえワンデータイプであっても、初期不良の可能性はゼロではないため、装用前の目視確認は常に重要です。

    2. <速やかに連絡する>
      初期不良品を発見した場合、その場で破棄せずに速やかにレンズの購入店(実店舗または通販サイト)、または製品の製造販売元(メーカー)に連絡してください。

    3. <交換を申し出る>
      初期不良品と認められれば、新品への交換対応を受けられる可能性があります。

    初期不良品の確認と対応

    • <手順の確認>
      商品の交換・返品手順は、購入店やメーカーによって異なるとされています。スムーズに対応を進めるため、連絡する前に、購入先のウェブサイトなどで返品・交換に関する規定や手順をあらかじめ確認しておくと安心です。

    • <レンズの保管>
      交換手続きの際に、破損したレンズやパッケージの返送が必要になる場合があります。購入先からの指示があるまで、破損したレンズはケースに入れたまま保管しておきましょう。

    コンタクトレンズが破れた時は眼科へ

    目の中でコンタクトレンズが破れてしまった場合は、速やかに眼科を受診することが最も重要です。

    • <素人による除去の危険性>
      レンズは非常に細かく破れることがあり、ご自身で欠片をすべて取り除くのは困難です。無理に目をこすったり、指で取ろうとしたりすると、角膜を傷つけ、眼病を引き起こすリスクが高まります。
    • <違和感がなくても受診を>
      たとえレンズの欠片を取り除いた後で違和感や痛みを感じなかったとしても、目には見えないごく小さな欠片が目の中に残っている可能性があります。自己判断はせずに、眼科医による専門的な処置と確認を受けましょう。

    まとめ:コンタクトレンズ破損の予防と対処の重要点

    項目 重要なポイント
    破損の主な原因 強い力でのこすり洗い、目を強くこすること、爪や荒れた指先による物理的な傷、外部からの衝撃。
    破損の予防法 正しい方法で優しく洗浄・ケアする。装用前に欠けや傷がないか毎回チェックする。装用中は目をこすらない。
    破損時の対処 絶対に装用しない。目の中で破れたら、清潔な水の中でまばたきして欠片の排出を試みる。
    最終行動 欠片が残った可能性がある場合や、少しでも違和感がある場合は、速やかに眼科を受診する。

    コンタクトレンズによるトラブルを防ぐためには、日頃から正しい知識と取り扱いを心がけることが大切です。安全で快適な視界を維持するためにも、定期的な眼科検診と、適切なレンズの使用を継続しましょう。

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    よくある質問

    • コンタクトレンズが破損しても使い続けて良いですか?

      破損したレンズは、角膜を傷つけるなどの目のトラブルにつながる恐れがあるため、破損が確認できた時点で使用をやめ、必ず新しいレンズに交換しましょう。

    • 目の中でレンズが破れてしまいました。どうすれば良いですか?

      もし目の中でレンズが破れて痛みなどを感じる場合は、清潔な洗面器に水をためて、水の中でまばたきをしましょう。水の中でまばたきをすることで、目の中に残っている欠片が洗い流され、取り除ける可能性があります。そして、必ず眼科を受診し、目の中に欠片が残っていないか確認してもらうようにしましょう。

    • レンズ装用中、目が乾燥してかゆくなった時の正しい対処法は?

      装用中にかゆみや違和感があっても、絶対に目を強くこすらないでください。目をこすると、レンズに傷をつけたり、目の中でレンズが破損したりするリスクがあります。かゆみを感じた場合は、まずコンタクトレンズに対応した目薬を使用して症状を抑えるといいと言われています。目薬を使っても症状が改善しない、またはかゆみが強い場合は、花粉症やドライアイなどの目の病気の可能性があるため、速やかにコンタクトレンズの使用を中止し、眼科を受診してください。

    • 破損レンズを使ってしまった場合、どんな症状が出たらすぐに眼科に行くべきですか?

      破損したレンズを装用すると、目の表面に傷がついたり炎症を起こしたりするリスクがあります。以下の症状が出た場合は、すぐに眼科を受診してください。

      • ・強い異物感や痛みが継続する場合
      • ・目の充血がひどい、または悪化する場合
      • ・涙が止まらない、または目やにが増える場合
      • ・視界がかすむ、または視力に異常を感じる場合
      これらの症状は、目の中に欠片が残っている、または角膜が傷ついているサインである可能性があります。

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    この記事を書いた人シルチカ探偵

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    更新日時:2025年12月18日 16:45

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