【乱視の人必見】乱視用コンタクトって何が違うの?おすすめ商品をご紹介

物がブレて見えたり、距離に関わらず見えづらさを感じたりする場合、それは乱視が原因かもしれません。乱視を正しく矯正するためには、近視用ではなく、特殊な構造を持つ乱視用コンタクトレンズ(トーリックレンズ)が必要です。
乱視用コンタクトは、レンズの回転を防ぐデザインや、厚み、価格など、近視用とは異なる点が複数あります。
この記事では、乱視の基礎知識から、乱視用コンタクトが近視用とどう違うのか、購入時に必要な乱視度数(CYL)と乱視軸(AXIS)といった専門データについて、分かりやすく解説します。ご自身に最適な乱視用レンズを選ぶための判断材料として、ぜひご活用ください。
最新の乱視用コンタクトレンズおすすめランキングは下記コラムをご覧ください。 乱視用コンタクトレンズおすすめランキング【人気13商品を着用比較してみた】
↑各人気商品の着用レポート(口コミ)も詳しく載せています。
目次
乱視とは?


乱視とは、目に入った光が網膜上で一点に集まらず、物がブレたり、二重に見えたりする状態を指します。この現象は、主に目の最も外側にある角膜の形状が歪んでいることが原因とされています。
- <角膜の形状が原因>
通常の角膜は半球形をしていますが、乱視の場合はラグビーボールのように一部が歪んで変形している状態です。角膜はカメラのレンズのような役割を果たしており、外からの光を屈折させて網膜の一点に集めます。しかし、角膜が歪んでいると光の集まり方にムラが生じ、焦点が複数できてしまうため、物がハッキリと見えません。 - <近視・遠視との違い>
乱視は、距離に関係なくモノや景色がブレて見えるという特徴があります。これに対し、近視や遠視は主に距離に応じて見えづらくなる症状が中心です。乱視の主な自覚症状としては、「目を細めて見てしまう」「目の疲れを感じやすい」などが挙げられます。 - <暗い場所での見え方>
乱視は、明るい場所よりも暗い場所で見えにくさを感じやすいのも特徴の一つです。暗い場所では瞳孔(黒目)が大きく広がり、広範囲から光を取り込もうとします。これにより、光の屈折のズレが強調され、像のブレやボケが大きくなる傾向があるためです。
乱視用コンタクトは近視用とどう違う?


乱視用コンタクトレンズは、近視用コンタクトレンズと比較して、構造、デザイン、厚み、そして価格に違いがあります。大きな違いとしては、レンズに特定の「向き」があり、それが回転しないように設計されている点です。
●構造の違い
乱視用コンタクトは、歪んだ角膜の形を打ち消すように、あえて歪んだ構造で作られています。
乱視を正しく矯正するためには、このレンズの歪みを目の歪みにぴったりと合わせる必要があります。そのため、レンズには正しい向きがあり、その向きが安定することが重要になります。
●デザインの違い
乱視用コンタクトには、装用中にレンズが回転しないように安定させるための工夫が施されています。代表的な安定化デザインは以下の2種類です。
| デザイン名 | 構造・特徴 | メリット |
|---|---|---|
| プリズムバラストデザイン | レンズの上部を薄く、下部に厚みを持たせたデザイン。下側の厚みが重り(バラスト)となり、重力でレンズの向きを安定さるそうです。 | 重力とまばたきの力で、レンズの向きが維持されやすいそうです。 |
| ダブルスラブオフデザイン | レンズの上下を薄く、左右を厚みがあるデザイン。まぶたが薄い部分を挟み込むことで回転を抑えるそうです。 | プリズムバラストデザインに比べてレンズが薄く、装用感が良く、酸素透過率も高くなるそうです。 |
●厚みの違い
乱視用コンタクトは、レンズの安定性を保つために、近視用コンタクトよりも全体的に厚みがあるものが多くなります。この厚みにより、装用を始めたばかりの頃は、コンタクトが目に入っている感覚(装用感)をより強く感じてしまう可能性があります。
ただし、多くの場合、慣れることで近視用コンタクトと同様に快適に使用することが可能です。特にレンズが薄めに設計されているダブルスラブオフデザインのレンズは、比較的違和感を覚えにくい傾向にあります。
●価格の違い
乱視用コンタクトは、乱視を正しく矯正し、レンズの回転を防ぐための特殊な加工(安定化デザイン)が施されています。近視用コンタクトよりも製造工程に手間がかかるため、一般的に価格は高めになる傾向があります。
費用を抑えたい場合は、1dayタイプよりも2weekタイプを選ぶことや、複数の通販サイトを比較して購入することをおすすめします。
乱視用コンタクトの値段相場・価格帯別1DAY/2WEEK商品紹介
乱視用コンタクトを購入するにはどんなレンズデータが必要?


乱視用コンタクトレンズの購入時には、近視用にはない特別なデータが必要です。自分の乱視の状態に合った最適なレンズを選ぶために、「乱視度数(CYL)」と「乱視軸(AXIS)」という2つのデータが不可欠となります。
| データ名 | 乱視度数(CYL / C / CY) | 乱視軸(AXIS / AX / AXS) |
|---|---|---|
| 役割 | 乱視を矯正するために必要な度数の強さを示す。 | 角膜がどの向きに歪んでいるか(乱視の方向)を示す。 |
| 表記 | 「CYL」「C」「C/CY」 | 「AXIS」「AX」「AXS」 |
| 数値の特徴 | 数値が大きいほど強い乱視に対応可能。通常、-0.75から0.5刻みで設定されていることが多い。 | 0度から180度で表記される。レンズの向きを目の歪みに正確に合わせるために使用する。 |
| 乱視の種類 | — |
・直乱視(縦方向の歪み): 乱視軸180度周辺 ・倒乱視(横方向の歪み): 乱視軸90度周辺 ・斜乱視(斜め方向の歪み): 乱視軸45度または135度周辺 |
コンタクトレンズの処方箋のもらい方は下記コラムをチェック コンタクト処方箋のもらい方・使い方【眼科選び/期限/料金/再発行も解説】
レンズ選びの注意点
- <矯正できる乱視の強さ>
乱視を矯正できるコンタクトレンズには、使い捨てのソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズがあります。特に強度の乱視の場合、ソフトコンタクトレンズでは矯正しきれず、ハードコンタクトレンズの使用が推奨される可能性があります。レンズ選びは必ず眼科医と相談し、決定してください。 - <酸素透過率への配慮>
乱視用コンタクトレンズは安定性を高めるために厚みがある分、近視用レンズに比べて酸素透過率が低くなる傾向が指摘されています。長時間装用することが多い方は、瞳への負担を軽減するため、シリコーンハイドロゲル素材が使用された、酸素透過性の高いコンタクトレンズを選ぶことをおすすめします。
コンタクトレンズの酸素透過率に関して下記コラムで詳しく解説しています。 酸素透過率・酸素透過係数(Dk値)解説!低いとどうなる?目安や選び方【コンタクトレンズのデータ】
おすすめの使い捨て乱視用コンタクト
1day
2week
乱視コンタクトの人気おすすめランキングは下記コラムをチェック 乱視用コンタクトレンズおすすめランキング【人気13商品を着用比較してみた】
まとめ
乱視用コンタクトレンズは、角膜の歪みを矯正し、物がブレて見えるのを改善するために欠かせないアイテムです。この記事で解説した主要なポイントを改めて確認し、最適なレンズ選びにお役立てください。
| 項目 | 重要なポイント |
|---|---|
| 乱視の定義 | 角膜の歪みにより、光が網膜で一点に集まらない状態。距離に関わらず物がブレて見えるのが特徴。 |
| 近視用との違い | レンズの回転を防ぐデザイン(プリズムバラスト、ダブルスラブオフなど)を採用し、正しい向きで乱視を矯正する構造になっている。 |
| 購入に必要なデータ | 乱視の強さを示す乱視度数(CYL)と、歪みの向きを示す乱視軸(AXIS)の2つが必要。 |
| レンズ選び | 強度な乱視はハードコンタクトが推奨される可能性がある。また、厚みがあるため、長時間装用にはシリコーンハイドロゲル素材など酸素透過性の高いレンズをおすすめ。 |
シルチカでお得に乱視用コンタクトを探しましょう
乱視用コンタクトレンズは、特殊な構造のため近視用よりも価格が高めになる傾向があります。費用を抑えながらご自身に合った製品を見つけるために、ぜひ当サイト「シルチカ」をご活用ください。
シルチカでは、各メーカーの乱視用コンタクトを対象に、最安値の通販サイトを簡単に検索・比較することができます。フィルター機能を使って価格を比較し、お得に乱視用コンタクトを購入することをおすすめします。
よくある質問
-
乱視用コンタクトは近視用と何が違う?
構造、デザイン、厚み、価格に違いがあります。近視用と比べて歪みを補正する構造になっており、レンズが回転しないような安定化デザインが採用されています。また、安定性を保つために厚みを持たせており、近視用より価格が若干高めとなる傾向があります。
-
乱視用コンタクトを購入するにはどんなレンズデータが必要?
乱視度数(CYL)と乱視軸(AXIS)の2点が不可欠なデータです。これらの正確な数値は、必ず眼科で測定する必要があります。
-
乱視が軽度の場合でも乱視用コンタクトを使うべきですか?
乱視が軽度であっても、乱視用コンタクトの使用が推奨される可能性があります。軽度な乱視でも、物がブレて見えることで目の疲れや頭痛につながるケースがあるためです。近視用レンズで矯正しきれない場合は、眼科医に相談し、乱視用レンズの装用を検討しましょう。
-
ハードコンタクトとソフトコンタクトでは、乱視矯正力に違いはありますか?
はい、違いがあります。ハードコンタクトレンズは、レンズ自体が角膜の歪みをカバーするため、強い乱視にも対応しやすいという特徴があります。一方、ソフトレンズは角膜に密着するため、レンズの向きが特定の角度で安定する特殊な設計によって補正を行います。
-
乱視用コンタクトは近視用より慣れるのに時間がかかりますか?
個人差はありますが、近視用よりも慣れるのに時間がかかる可能性があります。乱視用レンズは安定性を高めるために厚みがあることや、独自の安定化デザインによる装用感が近視用とは異なるためです。ただし、継続的に装用することで、多くの場合は近視用と同じように快適に使用できるようになります。
おすすめコラム
・まとめ買い、イイコトいっぱい。
・初めてのコンタクトレンズガイド!これを読めば一安心!
・【JINS1DAY】あのJINSのコンタクト!?
・【WAVE】あなたはうるおい派?軽さ派?
・コンタクトって種類あるの知ってる? (BC/DIA・AX/CYL編)
構成/SILCHIKA編集部

この記事を書いた人シルチカ探偵
SILCHIKAはコンタクトレンズの価格、送料、ショップ特徴など気になる情報を公平、且つ、中立的な立場でお届けしています。
毎日が素敵なお買い物になるよう"知る" をもっと "近く" に。溢れる情報から、本当の最安値をスマートに。