【目の乾燥が気になる方必見】ドライアイの方におすすめのコンタクトレンズをご紹介
コンタクトユーザーが持つ悩みの1つが「ドライアイ」です。コンタクトレンズを使っていると、ドライアイを発症してしまう方が多いようです。
本コラムでは、ドライアイの仕組みや症状、原因についてまとめました。ドライアイとコンタクトレンズの関係や、ドライアイの方に向けたコンタクトレンズの選び方もご紹介します。
「ドライアイになってしまったかもしれない…」
「ドライアイだけど、どんなコンタクトを使えばいいの?」
そんなお悩みを持つ方は、ぜひご一読ください。
1.ドライアイの仕組みと症状
2.ドライアイの原因
3.コンタクトユーザーがドライアイになりやすい理由
4.ドライアイがある場合のコンタクトレンズの選び方
5.含水率が低いコンタクトレンズの特長
6.含水率が低いコンタクトレンズの難点
7.疲れ目に悩まされにくい「シリコーンハイドロゲル素材」
8.乾燥しにくいコンタクトレンズの商品例
ドライアイの仕組みと症状
ドライアイは、涙が不足して、瞳全体に広がりにくくなっている状態と言われています。
通常、私たちの瞳の表面は、涙によって覆われています。ところが、何らかの理由により涙の膜が薄い「ドライスポット」と呼ばれる部分ができてしまうことがあるそうです。ドライスポットができると、目の表面にある細胞が傷つき、様々な症状を引き起こす「ドライアイ」になるのだそうです。
代表的と言われるドライアイの症状は、次の通りです。
・目が疲れやすい
・目の乾燥を感じやすい
・目がショボショボする
・目のかゆみを感じる
・目が充血する
・目やにの量が多い
・普段よりも光を眩しく感じる
以上のような症状がある場合はドライアイを疑い、眼科で診察を受けることをおすすめします。
ドライアイの原因
ドライアイの原因としては、次の2つが有名です。
原因1:空気が乾燥している環境で生活しているため
空気が乾燥していると、目の乾きを感じやすくなります。目の乾燥を放置することで、ドライアイになってしまう可能性があるそうです。
例えば、エアコンをつけている部屋で長時間過ごすと、目が乾燥しやすくなると言われています。秋冬の乾燥にも注意したほうが良いようです。
原因2:パソコンやスマートフォンの画面を長く見続けているため
パソコンやスマートフォンの液晶画面を集中して見続けていると、まばたきが減ります。まばたきが減った結果、瞳が乾燥して、ドライアイを引き起こす原因になるのだそうです。
コンタクトユーザーがドライアイになりやすい理由
環境や生活に関わらず、ソフトコンタクトレンズを使っているユーザーは、特にドライアイになりやすいと言われています。ソフトコンタクトレンズ自体が、瞳を乾燥させやすい作りになっているからだそうです。
ソフトコンタクトレンズは、プラスチック素材に水分を含ませることで作られています。素材に含まれる水分は、時間が経過することで蒸発していきます。水分が蒸発した素材は瞳から涙を奪おうとするため、ソフトコンタクトレンズを使っていると、瞳が乾燥しやすく、ドライアイにもなりやすいのだそうです。
すべてのソフトコンタクトレンズが、ドライアイを引き起こしやすいわけではありません。商品の選び方や使い方次第で、ドライアイ発症の可能性が高まると言われています。
ドライアイがある場合のコンタクトレンズの選び方
症状の程度によるものの、軽度のドライアイの場合、発症してもコンタクトレンズの使用を続けることができるようです。眼科医に相談して、ドライアイでも問題なく使えるコンタクトレンズを選び、購入しましょう。
ドライアイがある場合、コンタクトレンズはできるだけレンズ中の水分量が少ない商品を選ぶと良いと言われています。
レンズ中の水分量は、「含水率」と呼ばれるデータで表されます。含水率が高いコンタクトレンズは水分量が多く、低いコンタクトレンズは水分量が少ないのだそうです。
一般的にドライアイの方には、「含水率が低いコンタクトレンズ」が勧められています。目安として、含水率50%未満の商品が向いているようです。
含水率が低いコンタクトレンズの特長
含水率が低いコンタクトレンズは、瞳から涙を奪いにくいと言われています。
コンタクトレンズは、商品ごとに必要とする水分量が異なるようです。含水率が低いコンタクトレンズは、素材が必要とする水分量が少ないことから、水分が蒸発しても涙を奪いにくいそうです。
ドライアイの方は、瞳の乾燥に気を付けて生活することが大切です。含水率が低いコンタクトレンズを使うことで、瞳の乾燥を抑えることができ、快適なコンタクトライフを送れることでしょう。
含水率が低いコンタクトレンズの難点
ドライアイの方に向いていると言われる含水率が低いコンタクトレンズは、「疲れ目に悩まされやすい」という難点もあります。
私たちの瞳は、空気中の酸素を取り入れることで健康を維持しています。コンタクトレンズをつけていると、瞳がレンズに覆われる形になるため、瞳はレンズ中の水分を介して、酸素を取り入れているようです。
含水率が低い、つまり水分量が少ないコンタクトレンズは、酸素を運べる量も少ないため、瞳に負担がかかりやすいと言われています。疲れ目や目の充血に悩まされるのだそうです。
含水率については、過去のコラムもぜひ参考にしてください。
疲れ目に悩まされにくい「シリコーンハイドロゲル素材」
近年は、含水率が低いコンタクトレンズの課題を解決した商品が販売されるようになっています。「シリコーンハイドロゲル素材」を使ったコンタクトレンズです。
シリコーンハイドロゲル素材は、含ませる水分量を少なく抑えながら、たくさんの酸素を瞳に運ぶことができるのだそうです。乾燥を感じにくく、疲れ目や目の充血にも悩まされにくい画期的なコンタクトレンズです。
ドライアイの方は、含水率が低いコンタクトレンズの中でも「シリコーンハイドロゲル素材」を使った商品を選ぶと、より快適に使えるかもしれません。
シリコーンハイドロゲル素材については、過去のコラムもぜひ参考にしてください。
【次世代コンタクト素材】シリコーンハイドロゲルとは?HEMAとの違いも解説
乾燥しにくいコンタクトレンズの商品例
以下、ドライアイの方が使いやすい使い捨てコンタクトレンズの商品例をご紹介します。含水率が低く、乾燥しにくい使い捨てコンタクトレンズをお探しの方は参考にしてください。
【1dayタイプ】
【2weekタイプ】
シリコーンハイドロゲル素材を使ったコンタクトレンズは、従来の素材を使ったコンタクトレンズに比べて、価格が高めに設定されています。ご購入の際はシルチカで価格比較をしていただくと、お得にゲットすることができます。
乾燥しにくいコンタクトレンズを使っていても、適宜目薬を使うなどして、目にうるおいを与えてあげることは大切です。ドライアイの方がコンタクトレンズを使う場合は、商品の選び方に加えて、使い方にも注意すると良いでしょう。
よくある質問
Q. ドライアイは何が原因で起こるの?
A. ドライアイの原因としては、「空気の乾燥」と「PCスマホを長時間見続ける」の2点が有名です。エアコンをつけている部屋で長時間過ごしたり、液晶画面を集中して見続けてまばたきが減ってしまうとドライアイにつながる可能性が高くなります。
Q. ドライアイの場合のコンタクトの選び方
A. ドライアイの場合はレンズ中の水分量が少ない商品が向いていると言われています。含水率が低いコンタクトレンズは水分量が少ない為、含水率50%未満の商品を選ぶと良いそうです。
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構成/SILCHIKA編集部

この記事を書いた人シルチカ探偵
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