コンタクトのプライベートブランド比較
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コンタクトレンズの「プライベートブランド(PB)」は続々と新しい商品が登場しており、「結局どれがお得で、自分の目に合っているのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、最新のPBワンデーコンタクトレンズ8商品を、「価格」「含水率(うるおい)」「酸素透過率(目の健康)」という3つの重要指標で徹底比較します。結論として、コストパフォーマンスを重視するならWAVEワンデー ユー プラス、目の健康を重視するならWAVEワンデー UV プレミアムが有力な選択肢となる可能性があります。
この記事を読むことで、ご自身の目の状態やライフスタイルに合った最適なPBコンタクトレンズを見つけることができます。
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目次
それぞれの製品ごとの特徴は?
今回比較するプライベートブランド(PB)のワンデーコンタクトレンズ8商品と、後の比較で重要となる3つのポイントについてご説明します。各PB商品には、それぞれ独自の強みや特長があります。
ここでは、コンタクトレンズ選びで特に重要となる以下の3点を掘り下げて比較します。
- <金額(コストパフォーマンス)>
毎日使用するからこそ気になる価格のお得さ - <含水率(うるおい・装用感)>
つけ心地に影響するレンズの水分量 - <酸素透過率(目の健康)>
瞳に届く酸素の量
「金額(コストパフォーマンス)」は?お得な商品
ここでは、コンタクトレンズ選びで多くの方が重視する価格に焦点を当て、各プライベートブランド(PB)商品を安い順に比較します。
結論として、「WAVEワンデー ユー プラス」が圧倒的にコストパフォーマンスに優れていることがわかります。
比較結果(すべて30枚入り換算の税込金額)は以下の通りです。
| 順位 | 商品名 | 価格 (税込) | 補足事項 |
|---|---|---|---|
| 1位 | WAVEワンデー ユー プラス | ¥1,185 | 32枚入りで1枚あたり約37円という低価格です。 |
| 2位 | WAVEワンデー UV エアスリムプラス | ¥1,550 | 3位の商品よりやや安価です。 |
| 2位 | WAVEワンデー UV ウォータースリムプラス | ¥1,550 | |
| 3位 | クレオワンデー | ¥1,680 | |
| 3位 | ウルルワンデー UVモイスト | ¥1,680 |
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装用感に関わる「含水率」が高い商品は?
コンタクトレンズを装用した瞬間のうるおい感やつけ心地に大きく影響するのが、レンズに含まれる水分量を示す含水率です。このセクションでは、含水率の高い順に商品を見ていきます。
含水率による比較(高い順)
比較した8商品のうち、4商品が高含水レンズ(50%以上)に分類されます。装用直後のうるおい感を重視する方におすすめできます。
| 商品名 | 含水率 | 分類 |
|---|---|---|
| クレオワンデー | 58% | 高含水 |
| JINSワンデー | 58% | 高含水 |
| WAVEワンデー UV ウォータースリムプラス | 58% | 高含水 |
| WAVEワンデー ユー プラス | 58% | 高含水 |
| WAVEワンデー UV プレミアム | 47% | 低含水 |
| クレオワンデー O2モイスト | 45% | 低含水 |
| ウルルワンデー UVモイスト | 38% | 低含水 |
| WAVEワンデー UV エアスリムプラス | 38% | 低含水 |
含水率についての補足情報
- <高含水レンズ>
含水率が50%以上のレンズを指します。水分を多く含むため、装用時にみずみずしさを感じやすいとされています。ただし、水分が蒸発しやすい環境下では、目の水分も一緒に奪われやすい可能性があるため、乾燥しやすい方は注意が必要です。 - <低含水レンズ>
含水率が50%未満のレンズを指します。レンズ自体が含む水分量が少ないため、乾燥しにくい傾向があり、長時間装用する方やドライアイの方に推奨される場合があります。
含水率は装用感に影響を与える要素の一つですが、一概に数値が高ければ良いというわけではなく、ご自身の目の状態や使用環境に合わせて選ぶことが重要です。
コンタクトレンズの含水率に関して詳しくは下記コラムで解説しています。 ≪コンタクトの含水率解説と早見表!≫高含水・低含水どっちがいい?【コンタクトレンズのデータ】
瞳の健康に重要!「酸素透過率」が高い商品は?
コンタクトレンズ選びにおいて、目の健康を守る上で非常に重要となるのが酸素透過率です。これは、コンタクトレンズを通して瞳(角膜)にどの程度酸素が届くかを示す数値です。この数値が高いほど、レンズが酸素を通しやすい、すなわち瞳への負担が少ないとされています。
酸素透過率(Dk/L値)は、レンズ素材の酸素透過係数(Dk値)をレンズの中心厚(L)で割って算出されます。
結論として、今回比較した中で「WAVEワンデー UV プレミアム」が群を抜いて酸素透過率が高いという結果になりました。
酸素透過率の高い順に並べた結果は以下の通りです。
| 順位 | 商品名 | 酸素透過率(Dk/L値) |
|---|---|---|
| 1位 | WAVEワンデー UV プレミアム | 166 |
| 2位 | クレオワンデー O2モイスト | 65 |
| 3位 | WAVEワンデー ユー プラス | 42.9 |
| 4位 | WAVEワンデー UV エアスリムプラス | 40 |
| 5位 | クレオワンデー | 25 |
| 6位 | JINSワンデー | 24.66 |
| 7位 | WAVEワンデー UV ウォータースリムプラス | 20 |
| 8位 | ウルルワンデー UVモイスト | 13.2 |
コンタクトレンズの酸素透過率に関して詳しくは下記コラムで解説しています。 酸素透過率・酸素透過係数(Dk値)解説!低いとどうなる?目安や選び方【コンタクトレンズのデータ】
結局どのプライベートブランドコンタクトが良いの?
これまで、価格、含水率、酸素透過率という3つの重要な視点からプライベートブランド(PB)のコンタクトレンズを比較してきました。最終的にどの商品を選ぶかは、お客様のライフスタイルや目の状態によって異なります。
ここでは、比較した項目に加え、レンズのスペックを一覧表にまとめました。ご自身にとって最適なコンタクトレンズを探すための参考にしてください。
PBワンデーコンタクトレンズ 総合比較表
| パッケージ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | クレオワンデー | クレオワンデー O2モイスト |
ウルルワンデー UVモイスト |
JINSワンデー | WAVEワンデー UV エアスリムプラス |
WAVEワンデー UV ウォータースリムプラス |
WAVEワンデー ユー プラス |
WAVEワンデー UV プレミアム |
| 価格 | ¥1,680 | ¥2,840 | ¥1,680 | ¥1,980 | ¥1,550 | ¥1,550 | ¥1,185 | ¥1,890 |
| 枚数 | 30枚・90枚 | 30枚 | 30枚 | 30枚 | 5枚・30枚・60枚 | 5枚・30枚・60枚 | 32枚 | 30枚 |
| 含水率 | 58% | 45% | 38% | 58% | 38% | 58% | 58% | 47% |
| レンズ直径 | 14.2㎜ | 14.1㎜ | 14.0㎜ | 14.2㎜ | 14.0㎜ | 14.2㎜ | 14.2㎜ | 14.1㎜ |
| 中心厚 | 0.08mm | 0.09mm | 0.08mm | 0.08mm | 0.05mm | 0.07mm | 0.07mm | 0.08mm |
| ベースカーブ | 8.7㎜ | 8.7㎜ | 8.6㎜ | 8.7㎜ | 8.7㎜ | 8.8㎜ | 8.8㎜ | 8.8㎜ |
| UVカット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 酸素透過率 | 25 | 65 | 13.2 | 24.66 | 20 | 40 | 42.9 | 166 |
| 素材 | ヘマ | シリコーンハイドロゲル | ヘマ | ヘマ | ヘマ | ヘマ | ヘマ | シリコーンハイドロゲル |
| 裏表マーク | × | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 詳細 |
コンタクトレンズのプライベートブランド商品について、下記コラムで細かく紹介しています。
【まとめ】コンタクトレンズ選びのポイントと次のアクション
今回の比較から、PBコンタクトレンズには以下の3つの選択肢がおすすめされます。
- <価格重視なら>
WAVEワンデー ユー プラスが最も低価格で、毎日使用する方の費用を抑えるのに役立つ可能性があります。 - <酸素透過率重視(目の健康)なら>
WAVEワンデー UV プレミアムが、高い酸素透過率(166)を持つシリコーンハイドロゲル素材で、瞳への負担軽減が期待できます。 - <うるおい重視なら>
含水率58%のクレオワンデー、JINSワンデー、WAVEワンデー UV ウォータースリムプラス、WAVEワンデー ユー プラスなどが、装用直後のみずみずしさを感じやすいでしょう。
シルチカでは、引き続きコンタクトレンズのプライベートブランドに関する情報を調査し、コラムでご紹介していく予定です。最新情報をお見逃しないよう、チェックしてみてください。
よくある質問
-
つけ心地に影響する、うるおいが多いプライベートブランド商品は?
装用した直後のうるおい感に影響しやすい「含水率」が58%と高い高含水レンズは、以下の4商品です。ただし、高含水レンズは乾燥しやすい環境では目の水分を奪いやすい可能性もあります。
- クレオワンデー
- JINSワンデー
- WAVEワンデー UV ウォータースリムプラス
- WAVEワンデー ユー プラス
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瞳にうれしい、酸素透過率が高いプライベートブランド商品は?
酸素透過率は、瞳に酸素がどのくらい届きやすいかを示す数値で、目の健康に重要な指標です。今回比較したなかで特に酸素透過率が高いのは、以下の3商品です。
- WAVEワンデー UV プレミアム(酸素透過率:166)
- クレオワンデー O2モイスト(酸素透過率:65)
- WAVEワンデー ユー プラス(酸素透過率:42.9)
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すべてのPBコンタクトレンズにUVカット機能は付いていますか?
今回比較した8商品すべてにUVカット機能が付いています。紫外線は目に悪影響を及ぼす可能性があるため、UVカット機能は重要なポイントです。ただし、UVカット機能が付いていても、カバーできるのはレンズの部分のみであるため、サングラスや帽子との併用が推奨されます。
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価格が最も安い商品は、品質や安全性に問題はないのでしょうか?
価格が安いからといって、一概に品質や安全性に問題があるとは言えません。コンタクトレンズは**高度管理医療機器**であり、どの製品も日本の安全基準や薬事法に基づいて製造・販売されています。価格の違いは、ブランド戦略や流通コスト、採用されている素材(例:高価なシリコーンハイドロゲル素材かどうか)などによって生じることが多いとされています。ご自身の目の状態に合っているかどうかが最も重要です。コンタクトレンズ代を節約したい方は「購入場所」を工夫して安く買う方法もありますよ。↓ コンタクトレンズはどこで買うのが安い?おすすめの購入方法を徹底比較《結果発表》

この記事を書いた人シルチカ探偵
SILCHIKAはコンタクトレンズの価格、送料、ショップ特徴など気になる情報を公平、且つ、中立的な立場でお届けしています。
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